「これでいい」から「これがいい」へ。OPPOがスマホに「サステナブルな消費」を持ち込むわけ

Z世代やミレニアル世代を中心に、愛着のあるものを大切に長く使っていくという消費行動が広まりつつあるが、最近では最新のテクノロジーが結集しているスマートフォンにもそのような動きが出てきた。

スマートフォンといえば、毎年のように新モデルが発売される。しかし、まだ現役で使えるものを手放して、新しい機種を手にするということに疑問を持ち始めた人たちが増えてきているのだろう。

そのような流れを牽引するかのように、「ときめき、長持ち」というキャッチフレーズを掲げたスマートフォンが登場した。「OPPO Reno7 A」だ。

スマートフォンのアピールポイントと言えば、普通は機能面。しかしOPPOは、長く使えるという点を一番のアピールポイントに設定した。そこで、OPPOのマーケティング部ブランドディレクターの黒川進一氏に、「長持ち」という新しいコンセプトを掲げるに至った経緯を伺った。

「ときめき、長持ち」に込められた意味

黒川進一氏の写真

黒川進一(くろかわ・しんいち)氏/オウガ・ジャパン ブランドディレクター

OPPO Reno7 A」は2022年6月23日に発売。インタビューはちょうど発売日当日。黒川氏によれば予約段階で「思っていたよりだいぶ好調」とのことだ。

OPPO Reno7 Aは前述の通り「ときめき、長持ち」というキャッチコピーで、3年使っても購入当時と同等の使用感を維持できることを訴求している。黒川氏によれば、これまでとは違うターゲット層にアピールしたかったという。

「OPPOは日本市場に参入して以来、高機能や多機能を軸にマーケティングを行ってきました。加えて、テレビCMなどで認知度を上げることにも成功しましました。ただ、市場調査をすると『OPPOはコスパがいい』という意見が多くを占める結果になりました。それは悪いことではないのですが、ブランディングの観点からすると何かが足りないんです」(黒川氏)

OPPOはこれまで、どちらかというとガジェットやスマートフォンに興味のある層を中心に人気を博していた。端的に言えば、「通好み」のスマートフォン。しかしそれだけでは足りないと感じていた。

「何が足りないのか。それは情緒的な共感です」(黒川氏)

つまり、OPPOというブランドに対して共感してくれるユーザーが増えない限り、長期的なビジネスが成立しないと考えたのだ。

「我々が重要視しているのは、OPPOというブランドへの信頼感の構築です。一度OPPOのスマートフォンを購入いただいた方が、次もOPPOを選んでくれる、というのが目指しているところです」(黒川氏)

そのためにまず行ったことが、ユーザーのさまざまな要望にきちんと向き合うことだ。ユーザーへのアンケートはオンラインSNS上だけで実に8回、のべ4,500人に上った。

スマートフォンの写真

「日本ではFeliCa防水防塵性能、そして薄形軽量という要望が多いのですが、今回注目したのが『スマートフォンを長く使っていきたい』という声でした。毎日肌身離さず持ち歩くスマートフォンですから、やはり愛着が湧いてくる。それを長く使いたいと思うのは当然のことだと思ったんです」(黒川氏)

そして、この考え方はSDGs、サスティナビリティという話にもつながってくる。愛着のあるスマートフォンを丁寧に長く使っていくというのは、今の時代にマッチしたメッセージといえる。そして生まれたのが「OPPO Reno7 A」なのだ。

ユーザーの意見から生まれた「最高のバランス」の1台

末永く使ってもらうスマートフォンにするためとはいえ、ユーザーの要望をなんでもかんでも取り入れるわけにはいかない。OPPO Reno7 Aでは、機能のバランスや優先順位をどのように決めたのだろうか。

「機能面での要望は多岐にわたっていました。例えば高い処理性能のチップセットを搭載してほしいという意見に対して、それを実現することは可能です。もちろん価格面の話もありました。すべての意見をした結果、一番バランスのいいスマートフォンを作っていこうというコンセプトを体現したのがOPPO Reno7 Aなんです」(黒川氏)

バランスがいいということは、逆に考えると特徴がないとも捉えられる。しかし、今一番ユーザーに求められているのは、そんなバランスのいいスマートフォンだとOPPOは確信したのだ。

例えば、ディスプレイはリフレッシュレート90Hzの有機ELを搭載。また、薄さや軽さも一歩抜きん出ている。前モデルの「OPPO Reno5 A」よりも薄形軽量になっているのに、バッテリー容量はアップ。もちろんFeliCaや防水防塵機能も搭載されている。

さまざまなユーザーの意見をひとつひとつ精査し、その中で決められた最高のバランスでできあがっているのが、OPPO Reno7 Aなのだ。

長く使えるスマートフォンにするための工夫

OPPO Reno7 A」は約3年間快適に使えると謳っている。3年間安心して使えるスマートフォンにするために、どのような点に注力したのだろう。

まずはデザイン面。OPPO Reno7 Aは非常にオーソドックスなデザインで、奇抜なところは感じられない。一見すると没個性のように思えるが…。

「今回、日本人の好みを調査した中で、歌舞伎やアニメ、禅寺といった日本人が好むデザインコンセプトが浮かび上がりました。そこから、あまりにも未来的なものは飽きていくのも早いのでは、という結論に達しました。一歩先ではなく半歩先のデザインを作っていくことで、飽きずにずっと使えるということを目指しています」(黒川氏)

スマートフォンの写真

OPPO Reno7 Aはシンプルなミニマムデザインだが、実は飽きがこないように工夫が凝らされている。それが肌触りだ。背面には「OPPO Glow」という独自の表面加工が施されている。

「肌触りはマットな感じですが、光にかざすと色が変わるようになっています。我々はこれを『ときめき』と呼んでいます。スマートフォンを買ったときに、子どもの頃におもちゃを買ったときのような高揚感をもってもらいたい。そうした思いを込めました」(黒川氏)

また、約3年間快適に使えるようにするための機能も搭載されている。それが「システム劣化防止機能」だ。これは、スマートフォンの稼働領域に溜まっていくキャッシュを最新のテクノロジーで効率的に圧縮することで、快適な動作を実現している。

「我々のシミュレーションの結果では、3年間使っても、劣化具合は5%以内となっています。普通に使われている方は、3年後でも日常でよく使用するカメラや、ブラウザーアプリの起動が遅いといったことを感じないレベルだと思います」(黒川氏)

スマートフォンの写真

そしてバッテリー容量。4,500mAhの大容量バッテリーを搭載することで、動画は約20時間、音楽なら約39時間の連続再生が可能となっている。また、18Wの急速充電に対応しており、約30分で40%まで充電することが可能だ。

「薄くて軽い方がいいという意見の一方で、バッテリー容量は大きいほうがいいという意見があって。それは完全に相反するところなんですが(笑)。OPPO Reno7 Aはその辺りをしっかりクリアしているスマートフォンですね」(黒川氏)

そのほかにも、前面ガラスにAGCの強化ガラスを採用するなど部品を精査し、強度面の強化も図り、前機種の約2倍にもなっている。

それだけではない。カスタマーサポートにも力を入れている。

「アフターサービスの充実は非常に気を遣っています。実際にスマートフォンが故障したら、製品をピックアップして修理しお届けするということはもちろん、SNS経由のお問い合わせにも積極的に回答しています。できるだけユーザーのみなさんとのコンタクトポイントを数多く持ちながら、ブランドとして信頼していただくというのがひとつの大きな命題です」(黒川氏)

プロモーションビデオに込められたメッセージ

OPPO Japan YouTubeチャンネルより

OPPO Reno7 Aの発表に際して、1本のプロモーションビデオが公開された。このビデオの内容は、これまでのスマートフォンのものとは大きく異なっている。機能紹介はほとんどなく、ナガモッティというキャラクターが登場し、末永く使えるスマートフォンであることをアピールしている。なぜこのようなプロモーションに至ったのだろうか。

「例えば、『このスマートフォンは環境に優しい素材を使っています』というと、それは企業側だけの話で終わってしまいます。一方、『長く使うための機能を搭載しました。長く使ってください』とメッセージを発信すると、ユーザーを巻き込む形になるんです。ユーザーがOPPO Reno7 Aを使うことで、環境負荷の削減に貢献できるというのは、非常に大きなポイントだと思います」(黒川氏)

ビデオの中では「どうしてスマホは、環境のことをもっと語ってこなかったんだろう」というナレーションが流れるが、これはOPPOのスマートフォン業界における気付きとも言える。

黒川氏の写真

愛着の湧いたものをしっかり丁寧に使っていくというのが、今の人たちの考え方にフィットしている、求められているのではと感じています」(黒川氏)

「もう単純なスペックの優劣の話をしてもしょうがない」、黒川氏はそう語る。結局その先には価格の話が待っており、各メーカーの値引き合戦になってしまうからだ。目先の利益ではなく、5年後10年後といった長中期のスパンでOPPOというブランドの成長を考えたとき、OPPO Reno7 Aのような機種の存在が絶対的に必要だったのだ。

「大事なことは、より多くのユーザーの皆さまにOPPOというブランドを信頼してもらいたい。簡単に言えばファンを作っていくということです。これまでOPPOは、日本では新興ブランドということで、スマートフォンやガジェットに詳しい方たちに使っていただいたと思います。しかしこれからは、そこまでスマートフォンに詳しくはないけれど、『OPPOっていいんじゃない?』って思ってくれる方たちが増えればいいなと思っています」(黒川氏)

「これでいい」から「これがいい」に変わるスマートフォン

スマートフォンの写真

「長く使える」ということを全面に押し出した「OPPO Reno7 A」。実際に1週間ほど使ってみたので、簡単に使用感を記していきたいと思う。

まず持った感じだが、非常に手の中での収まりがいい。若干縦長のボディは握ったときのホールド感がよく、手になじむ。

また、OPPO Glowが施された背面の手触りがよい。ほどよいマット感が滑り止めにもなり、手からこぼれ落ちそうな感じがほとんどなかった。

動作に関しては、普段筆者が使っているアプリ(Gmail、Google Chrome、Slack、YouTubeなど)は非常にサクサクと動いてくれた。90Hzの有機ELディスプレイも発色がよく、動画再生も滑らか。4万円台というスマートフォンの中でも比較的求めやすい機種だが、通常の使用では余裕を感じられることだろう

個人的にいいなと思った点は、生体認証が2パターンあること。指紋認証センサーは液晶内に配置。そして顔認証もある。ロック解除に関するストレスはほとんど感じなかった。最近はマスクをしていることが多いので基本は指紋認証にしていたのだが、マスクをしていない自室などでは顔認証のほうが優先されて自動的にロックが解除されていることが多かった。ロック解除に関してパスワードを入力した記憶がない。


画面のスクリーンショット

画面のスクリーンショット

OPPOの独自OS「ColorOS」も便利だと感じたところがある。3本指で下スワイプまたは長押しでスクリーンショットが撮れるところだ。長押しの場合はスクロールしながらスクリーンショットを撮ることも可能。仕事柄、スマートフォンの画面のスクリーンショットを撮ることが多いので、この機能は推せる。


画面のスクリーンショット

また「通知のぞき見防止」機能もおもしろいなと感じた。これは、ロック画面上に表示されるSNSやメールの通知のプレビューを、自分以外の人が画面を覗いているときに非表示にできるというもの。電車などで隣の人に通知を覗かれても安心だ。


超広角の写真

超広角

広角の写真

広角

広角の写真

広角

広角の写真

広角

カメラ機能だが、アウトカメラは超広角(800万画素)と広角(4800万画素)、マクロ(200万画素)。インカメラは1600万画素。アウトカメラの画質は上々。「AIシーン強化」をONにしておくと、ほとんどのシーンで鮮やかな写真が撮れる。特に超広角カメラはダイナミックな画角となるので、風景などを撮るときに威力を発揮するだろう。

スマートフォンの写真

ボディが薄形軽量なので、ポケットに入れていてもあまり気にならない。というかポケットに入っているかどうか分からなくなり、何度も触って確かめていたくらいだ。

ちなみに、1日持って歩いてもバッテリーがなくなって困ることはなかった。メールやSNSのチェック、移動中の動画視聴等、結構タフに使ってもバッテリー不足でモバイルバッテリーが出動することはなかった。バッテリーの容量が大きいと、安心感がある。

OPPO Reno7 A」は実際に使ってみると、「これでいい」から「これがいい」に変わってくる。長く使いたいと思わせてくれるスマートフォンだ。その上、これが4万円台で購入できるというのがすごい。

もう10万円以上出して買ったスマートフォンを1年や2年で買い換えるのは、おしまいにしてもいいかも。そんなことを感じさせてくれるスマートフォンだ。


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