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不況時には同じ「3つの投資ミス」が何度も繰り返されると、FPたちは警告する

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Shutterstock/Naluenai Pimu

  • ファイナンシャルプランナーによれば、投資家は弱気相場になると、恐怖心から決まって性急な判断を下してしまう。
  • 弱気相場入りする前によく理解していないなら、仮想通貨(暗号資産)のような流行りの商品に投資するのは避けよう。
  • 長期的な目標を考えずに怖くなって全部売却したりしてはいけない。

新型コロナウイルスの感染が拡大していた間、およそ2000万人のアメリカ人が株式投資を始めた。つまり、多くの新米投資家が今回初めて弱気相場——恐らくは景気後退——を経験しているのだ。

弱気相場に立ち向かうことは簡単なことではない、とブランチ&バジェット(Brunch &Budget)のファイナンシャルプランナーのパメラ・カパラド(Pamela Capalad)氏は言う。景気後退に突入すると自暴自棄に陥って、間違いを犯すことが多くなるのだ。

ピーターキン・ファイナンシャル(Peterkin Financial)のファイナンシャルプランナー、ニコル・モロン(Nicole Morong)氏も同意見だ。

「恐怖心から誰もが、今は投資に最適なときか、もっと下がるのを待ってから投資した方がよいか、と聞いてくるのだ」

この先、景気後退に突入しそうだが、どうやって身を守ったら良いのか? そんな不安を抱えている新米投資家に、2人のファイナンシャルプランナーが3つのアドバイスを提供する。

1. よく分からない商品に投資をするな

カパラド氏は言う。弱気相場になると新しい流行の投資商品に手を出す投資家がいるが、これは間違いだ。弱気相場入りする前によく理解していない商品は避けた方が良い。

例えば、もともと暗号資産の仕組みが理解できていないなら、今やけになって暗号資産に投資をする時期ではないだろう。

「結局のところ、何に投資をしているか、なぜ暗号資産に投資をするのか、暗号資産の仕組みとは、といったことが理解できているかどうかにかかっているのだ」

「景気後退の兆しが見えたときに真っ先に売られたのが暗号資産だ。暗号資産にはいま、投機資金しか入ってきていない。流行に乗るのは簡単だ。特に、相場が上昇している時には」

2. デイトレードに良い時期ではない

「私なら、デイトレードのように手っ取り早く損失を取り返せると謳う投資には、絶対に乗らない。そういうのは、大抵ろくでもない事になるので」と、モロン氏は言う。

デイトレードとは、日中の相場上昇を捉えようと、何度も同じ銘柄を売買する取引を言う。建前で言えば誰でもデイトレードを始められるが、Markets Insiderの調査によると、デイトレーダーの97%が300日間で損失を被っている。

「短期間で素早く金を稼げそうなデイトレードは魅力的だが、結局のところそんなにうまくはいかない」

3. 下落相場ですべてを投げ売りするな

弱気相場に入るとパニックに陥る投資家は多い。ファイナンシャルプランナーやファイナンシャルアドバイザーに助言を求めず、一人で投資をしているならなおさらだ。

「下落相場での投げ売りは決まって恐怖心からの判断であって、長期的に相場が自律反発すると、投資家には損失になる可能性がある」とモロン氏は言う。

相場が下がると恐怖のどん底に陥ってしまう。アドバイスをくれる人がいなければ、ポートフォリオを見て「何てことだ。出血を食い止めなければ! 私の全財産が4割も下がっている!」と思うだろう。持っている証券をすべて売り払ったり、マクロ経済の先行きを考えずに性急な判断を下したりするかもしれない。

そうではなく、定期的に同じ金額を投資に回すドルコスト平均法を試してほしい。もちろん高値で株式を買うこともあるけれど、割安な「バーゲン価格」で拾えることもある。ドルコスト平均法により長期的に投資コストは均等になるのだ。

[原文:Financial planners say they see people make the same 3 investing mistakes over and over during recessions

(翻訳・中山桂、編集・長田真)

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