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株価の「底打ちタイミング」を特定する「11の予兆」バンカメ分析。最悪ケースはさらに25%下落も…

バンカメ 株価下落 底打ち

米銀大手バンク・オブ・アメリカ(Bank of America)は、株価下落の底入れ時期を具体的に予測する「11の指標」を提示する。いずれも実績のあるシグナルだ。

Spencer Platt/Getty Images

今日、米ウォール街で本当に答えが必要とされている唯一の疑問と言えば、「底入れしたのか?」だろう。

別の表現を使って、「市場の下落は終わったのか?」「このあたりが底値なのか?」「(空売り筋の)売り仕掛けは終わったのか?」「(株価の)反転はすぐに始まるのか?」「いまが買いどきなのか?」などと言い換えることもできる。

金利やインフレ、企業業績の動向など、ほとんどあらゆる議論は回り回ってこの疑問に戻ってくる。

米大型株の動向を示すS&P500種株価指数は年初来18%下落、ハイテク株の比率が多いナスダック総合指数は同26%の下落を記録し(いずれも7月19日終値ベース)、専門家も最悪の事態は終わったと断言するのに抵抗を感じている様子だ。

実際、米銀大手バンク・オブ・アメリカ(バンカメ)は、S&P500種指数の年末目標を現在(7月20日終値)より約10%低い3600に引き下げ、事態はまだ収束していないことを強調している

なお、ブルームバーグによれば、このバンカメの年末目標は6月15日までに明らかになっているウォール街のどの同業他社より低い数字だという。

バンカメの米国株・クオンツ戦略責任者を務めるサビータ・スブラマニアンは次のように語る。

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