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- 「世界陸上2022オレゴン」が、オレゴン大学のヘイワード・フィールドで行われている。
- ナイキと同大学は2018年から2億7000万ドルをかけてスタジアムの改修工事を行った。
- 改修プロジェクトは、ナイキの共同創業者フィル・ナイトによる寄付でまかなわれた。
- 新しい施設には、地下博物館、10階建てのタワーなど、最先端の設備が備えられている。
- 目玉となるのは、オレゴン大学の入学誘致を助ける、さまざまな施設付きの地下のトレーニング施設とロッカールームだ。
- オレゴン大学は、改修に際しホフマン・コンストラクション社、SRGパートナーシップ社と契約を結んだ。
ヘイワード・フィールド(Hayward Field)は、牛の牧草地をフットボール場に変えて1919年にオープンした。それから長年にわたり、NCAAカレッジフットボールなどの試合が行われてきた
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今回の改修工事は2018年夏に始まった。2年後には完成したが、COVID-19のパンデミックのため、ファンは新しいスタジアムでの観戦はできなかった
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改修工事では、座席数を1万500席から1万2650席に増加させ、拡張可能な座席を入れれば最大収容人数は2万5000人になった
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またトラックは8レーンから9レーンに増やされた
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今回の改修工事の主な目的は、会場全体の見通しを良くして音響を改善し、観客に劇場のような体験をもたらすことだ
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10階建てのタワーは、オリンピックの聖火のトーチをモチーフにしている。ここには、解説付きの展示物が並ぶロビーのほか、最上階には展望デッキなどがある
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タワーは聖火と同じようにライトアップでき、2021年にはオレゴン州で全米男子室内トラック選手権が開催されたことを祝して点灯された
スタジアムの屋根は、地元オレゴン州の森林から伐採した材木による梁で支えている。州のアイデンティティである木が今回の改修のメインテーマだ
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だがアスリートにとっての新しいヘイワード・フィールドの目玉は屋内施設だ
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屋内エリアは、オレゴン大学陸上チームにとって入学誘致の大きな武器になるだろう
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天候を気にせずトレーニングできる施設が数多くある
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ゲームなどが置かれたラウンジもある
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オレゴン大学ブランドのバスケットボールゲームもある
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ロッカーは豪華で、太平洋岸北西部ではよくある白樺の木をモチーフにしているようだ
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美容室もある
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こちらは、「Razor Bill's」という名前の美容室だ。
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リカバリー用の浴槽もある
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もちろん、最新のナイキのシューズも飾られている
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これらはアイソレーションポッドのようだ
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会議室は快適そうに見える
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オレゴン大学人間生理学部がスタジアムの練習場近くに移転するため、この新しいスタジアムはオレゴン大学の授業でも活用される。北西部分の角には、新しいオフィス、会議室、研究室などがある
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オレゴン大学は新しいロッカールームで陸上競技の用具をスペクタクルに変身させた
(翻訳:Makiko Sato、編集:Toshihiko Inoue)
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