自動運転のティアフォー、121億円を調達。ブリヂストンが新たに出資

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自動運転開発のティアフォーは7月19日、事業成長期のシリーズBラウンドで121億円を調達したと発表した。既存株主のSOMPOホールディングスとヤマハ発動機に加え、新たにブリヂストンが参加し、第三者割当増資を引き受けた。累計調達額は296億円となった。

また、国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)が公募する「グリーンイノベーション基金事業(GI基金)」で、自動運転ソフトウエアに関する研究開発項目に採択されたことも公表した。GI基金の支援規模は2030年度までの9年間で約250億円を予定している。

リファレンスデザインの提供を加速

調達資金を基に自動車メーカーなどが参照できる自動運転システムの設計(リファレンスデザイン)の提供を加速する。GI基金を活用し、電力効率が現行技術の100倍以上となる、特定の条件下で運転手が不要な「レベル4」水準の自動運転ソフトウエアの開発にも取り組む。

(文・Strainer編集部

"Strainer"より転載(2022年7月19日公開

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