ザッカーバーグ氏、ワシントンとの関係を深めるためにオバマ大統領の元選挙活動マネジャーを引き抜く

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David Plouffe with Mark Zuckerberg and Priscilla Chan.

Facebook

(編集部注:この記事の内容は執筆時点のものです)

マーク・ザッカーバーグ(Mark Zuckerberg)氏と彼の妻であるプリシラ・チャン(Priscilla Chan)氏は、オバマ大統領の元選挙運動マネジャーでUberの役員であるデビット・プルーフ(David Plouffe)氏を引き抜き、慈善団体の政策と権利擁護を任せることにした。ニューヨーク・タイムズが1月10日火曜日(現地時間)に伝えた。

プルーフ氏の採用は「The Chan Zuckerberg Initiative」(ザッカーバーグ夫妻が2015年に設立)という彼らの財産を寄付するための会社とワシントンD.C.との関係を深めることが目的だ。

Uberの役員であるプルーフ氏の採用と同時に、「The Chan Zuckerberg Initiative」は公共政策評議会を結成、ジョージ・ブッシュ元大統領再選のための2004年の選挙運動でマネジャーを務めたケネス・マルマン(Kenneth Mehlman)氏に指揮を任せた。

「変化を起こすことは難しくないが、それを持続させるためには変化を支える仕組みを作り上げなければならない」とニューヨーク・タイムズのインタビューでザッカーバーグ氏は語っている。

「民間の研究や慈善活動がそれを変えることはない。結局、政府はいかなる個人の団体よりもずっと多くの資源を持っている」

「The Chan Zuckerberg Initiative」はザッカーバーグ氏と彼の妻によって、彼らが死ぬ前に520億ドル(約6兆円)とも推定される彼らの財産の99%を寄付するために設立された。この組織は今のところ、教育領域のテクノロジー系スタートアップに投資し、最近では疫病研究にも30億円の投資をした。

「私たちが昨年、科学研究室を立ち上げた時、私たちの政府が病気の治療に対して研究よりも50倍もの大金を使い、そもそも人々が病気にならないような治療法を見つけることができていない状況をどう変えていくべきか、について話しました」

「デビットとこれに取り組むのが楽しみです」

ザッカーバーグ氏は1月10日火曜日にFacebookの投稿にそう書いている。

公職に就くことに対して個人的な興味を示しているザッカーバーグ氏が、政府のあり方を献身的に変えようとしているというのは面白い。昨年、彼はFacebook株の再分類を提案したが、それが実現したら彼は、政府に務めながら会社の統制もとり続けることが可能になる。

Business Insiderに送られてきたコメントで、Uber CEOのトラビス・カラニック(Travis Kalanick)氏は「プルーフ氏は会社で重要な役割を担う幹部であり続ける」と書いている。

「3年前、私は世界中の多くの街でサービスを開始するにあたりUberの戦略を導いてくれる人を探していました」とカラニック氏は言う。

「デイビットの話のうまさ、人と繋がる能力、Uberと我々のミッションに対する信じられないほどの情熱に私は感動しました。「The Chan Zuckerberg Initiative」にて進行中の世界を変える試みに対して彼の情熱が注がれることにワクワクするし、Uberの幹部として私たちの家族の中核であり続けること、また私たちの会社の賛同者で、私の相談相手であり続けてくれることも嬉しく思います」

〔原文:Mark Zuckerberg poached Obama's former campaign manager to deepen his charity's ties with Washington

(翻訳:一柳優心)

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