Courtesy Twitter President Biden
- アメリカのジョー・バイデン大統領がCOVID-19の陽性反応を示したと、ホワイトハウスが発表した。
- 彼と同年代である65歳以上のアメリカ人のうち、1250万人は彼のように2回の追加接種を済ませている。
- アメリカ疾病予防管理センターは、この数字はこの年齢層の22.7%にすぎないと述べている。
アメリカのジョー・バイデン(Joe Biden)大統領は、COVID-19のワクチン接種を追加接種を含めて完全に済ませていたが、2022年7月21日に陽性反応を示し、新型コロナウイルスに感染した2人目のアメリカ大統領になった。
アメリカでは新たなCOVID-19感染例が確実に増加しているが、アメリカ疾病予防管理センター(CDC)の最新データによると、大統領と同年代のアメリカ人のうち、ワクチン接種を完全に済ませているのはわずか22.7%だ。
79歳のバイデン大統領は、「65歳以上」のカテゴリーに属している。CDCによると、このカテゴリーはおよそ5500万人だが、その中で2回目のブースター注射を受けているのはわずか1250万人だ。
7月21日の声明で、ホワイトハウスはバイデン大統領が経口治療薬パクスロビドを服用し始めたと述べている。
アメリカではオミクロン株BA.5系統によって感染者数が増加しており、保健当局はCOVID-19の予防接種の重要性を訴え続けている。すでにCOVID-19に感染したことのある人に再感染する可能性があると、感染症の専門家は指摘している。
CDCのデータによると、COVID-19の新規感染者は1日平均12万6000人を超えており、最近の最低値だった3月下旬の1日2万4000人から着実に増加している。3月の小康状態は、冬の間に最初のオミクロン株による記録的な感染例増加を経験した後のことだった。
(翻訳、編集:Toshihiko Inoue)