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なぜ「有事の金」ではなく、ドルなのか…FRBによる金利上昇が金価格の足かせに

金と米ドル

Getty Images

  • 金はこれまで、インフレヘッジや経済が不安定なときの避難場所と考えられてきた。
  • しかし、現在はインフレ率が高く、景気後退への懸念が膨らんでいるが、金の価格は2022年3月から比べて15%も下落し、前年同月比でも5%下がっている。
  • 一方、ドル指数は2022年3月から9%上昇し、2022年初めからは11%の伸びを見せている。

2022年は経済状況が金にとって好条件であるにもかかわらず、金価格は急落し、米ドルを大きく下回っている。

金はこれまで、インフレヘッジや経済が不安定なときの避難場所とみなされてきた。

だが高インフレで景気後退への懸念が膨らんでいるにも関わらず、金価格は、2022年3月初旬に1オンスあたり2000ドルを超える高値をつけてた後に15%下落し、前年同月比でも5%下がっている。ドル指数については、2022年3月初めから9%上昇し、2022年の初めからは11%の上昇となっている。

OANDA証券のシニア・マーケット・アナリストであるジェフェリー・ハーレー(Jeffrey Halley)は投資家向けの最近のコメントで、これは金にとっての「正念場」で、先週のドル安の恩恵を受けることができなかったと書かれた。

「金価格の変動が芳しくないと言うのは控えめな表現で、テクニカルな見通しを信じるなら、差し迫った下降リスクに直面しているはずだ」と彼は書いている。

インフレが前年比9.1%と過去41年で最も高い水準に達した2022年は、理論上は金が輝く時期になるはずだ。さらに、金融業界はアメリカ経済が2022年か2023年には不況になると警鐘を鳴らしている。しかし7月21日、金価格は一時期、1オンスあたり1680ドルという16カ月ぶりの安値をつけた。

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