『GIVE & TAKE』著者のアダム・グラントが語る、従業員の「燃え尽き・離職」を撃退する3つの実践法

アダム・グラント

日本でもベストセラーになった『GIVE & TAKE』の著者、アダム・グラント教授。

Brian Stukes/Getty Images

職場での競争はかつてなく激しくなっており、経営者は優秀な従業員がより給与の高い仕事に転職しないよう確保するのに苦労している。

福利厚生や給与を充実させることはよく見られるインセンティブだが、従業員に離職を促す目に見える要因よりも、企業文化の方が10倍重要だ——そう語るのは、組織心理学者のアダム・グラント(Adam Grant)ペンシルベニア大学ウォートンスクール教授だ。グラント教授は7月半ば、ゴールドマン・サックスが主催した「10000スモール・ビジネス」サミットでこのテーマについて講演した。

「従業員の引き留めはどんどん難しくなっています。潜在的には世界中どこでも働く機会がありますから」

グラント教授はそう語ると、心をむしばむカルチャーを防止して従業員を引き留めるために企業が導入できる3つの実践的な方法を挙げた。

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