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これがゴールドマン・サックスの「360度評価」だ。評価依頼で駆け引き、明け方まで記入…関係者3人の証言

ゴールドマン・サックス

askarim/Shutterstock

ウォール街では株式公募・売出などのディールが減少している影響で、数カ月前から人員削減の危機に瀕している。

ゴールドマン・サックス(Goldman Sachs)では、投資銀行部門の収益が前年比41%減少した。先ごろ、第2四半期収支報告に対する施策を発表した同社の最高財務責任者(CFO)のデニス・コールマン(Denis Coleman)によれば、現在、同社は採用のペースを落とすとともに、人件費の削減を計画しているという。

それを受けてCNBCは、同社の計画を知る人物の発言を引用しながら、ゴールドマン・サックスが「年末の人員削減を再開する可能性」も検討していると報じた。

ウォール街の一流銀行であるゴールドマン・サックスには長年にわたり、期末に成績の悪い者を処分する「戦略的資源評価(SRA:Strategic Resource Assessment)」と呼ばれる評価制度がある。過去の例からいくと、削減人員の割合は5%前後を推移している。

同社の広報担当者に取材すると、2022年のSRAで削減対象となりうる役職数の目標については、まだ決定していないとのことだった。しかし、仮に5%という数字が維持されるとすると、現在の同社の全世界の従業員数約4万7000人のうち、およそ2300人が解雇通知を受け取ることになる。

そこでInsiderは、ゴールドマン・サックスの360度人事評価制度について仔細に取材することにした。同社の360度評価は、解雇決定につながる要因の一つである。この複雑な年次評価がどのように行われるのか、Insiderはニューヨーク本社の現役社員1名と、ウエストストリート200番地の本社で働いていた元社員2名に話を聞いた。

匿名を条件に取材に応じた3人は異口同音に、同制度は自らが会社のカルチャーをどれだけ体現し、リスクに気をつけているか、といった点について同僚からフィードバックを受ける、体力を消耗するストレスに満ちた通過儀礼だと表現した。

いったいどんな仕組みで、水面下で同僚同士どんなやりとりを交わしているのだろうか?

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