車での旅の間には持っているといいグッズがいくつかある。
Thomas Barwick/Getty
- バンライフを送る人々が、車での旅の必需品を教えてくれた。
- 彼らはウォーターボトル、暖房器具、掃除機があると便利だと話している。
- 安全のために、懐中電灯、ポケットナイフ、頼りになる携帯電話を持参することも勧めている。
まずは大きなステンレス製のリユース可能なウォーターボトルを手に入れよう
大きなステンレス製のボトルを手に入れよう。
Shutterstock
2014年からさまざまな車でバンライフを送っているマット・ワトソン(Matt Watson)は、再利用できる大きなウォーターボトルが必要だと話している。
「大きいサイズを勧めるのは、水がたくさん入り、詰め替える場所がなくても長い時間使えるからだ」とワトソンは話す。
「ステンレスは丈夫だし、プラスチックの容器で飲む水の味が嫌いなんだ。ガラスのボトルを使ってみたこともあったがけれど、2回目に自転車から落とし、バックパックの中でガラスが割れてしまって使うのをやめた」
キャンプや車中泊をする場合、ポータブル・ヒーターがあると便利
ポータブルヒーターを用意しよう。
Shutterstock
改造したキャンピングカーで2年間暮らしているシェーン・デニス(Shane Dennis)は、「絶対に必要なのは、暖房器具だ」と話す。
「砂漠に行く場合でも、夜はかなり厳しくなる」
デニスは、「最も人気のある携帯できる暖房器具」として、バディ・ヒーター(Buddy Heater)を勧めている。
車内を清潔に保ちたいなら、ハンディタイプの掃除機がおすすめ
ハンディタイプの掃除機を手に入れよう。
Shutterstock
デニスは小型のリーフブロワーでも車内の掃除ができると話している。実際、彼は工具ブランド、デウォルト(DeWalt)のブロワを使っている。
「このブロワはサイズが小さく、12ボルトのコンセントを使って充電でき、掃除も簡単にできる。車のドアを開けて、空気を吹きつけるだけ。犬や猫の毛にも効果的だ」と彼は話している。
エネルギー補給ができ、元気の出る食べ物を用意しよう
元気の出るお菓子を持参しよう。
Madisyn Reppucci / EyeEm/Getty Images
車の旅に出ると、すぐに疲れて退屈になることもある。そこで、ワトソンは旅先で活力を保ち、注意力を高めるため、おいしいスナックを常備することの大切さを強調する。ワトソンは普段はトレイルミックスやグラノラバーなどを持って行くが、キットカットやファミリーサイズのサワークリーム&オニオン味のポテトチップなど、罪悪感を覚えるようなものを持っていくと楽しいと話している。
「私はこれまで何回か壮大なドライブを経験してきたが、私のお気に入りのお菓子がなかったら旅は続けられなかっただろう」
ゲームができ、音楽やポッドキャストが聴け、友人とペットがいれば旅先も楽しく過ごせる
友達と旅に出かけよう
Jordan Siemens / Getty Images
車での旅は長く、孤独になりがちだ。ワトソンはお気に入りのオーディオブックやポッドキャストを用意して運転中に聴くことを勧めている。また、友人を旅に連れていくのも効果的だという。
友達と一緒に、ポータブルのボードゲーム、トランプ、ゲームなどで遊べば、渋滞中やキャンプでの暇つぶしにもなる。
車での旅に携帯電話を持って行くのは当たり前のことだが、ロードトリップ用のアプリを使うために、データ通信は充実したものにしておこう
信頼できるスマートフォンを使おう。
Shutterstock
ワトソンよると、車での移動中は携帯電話が非常に便利だと言う。まず、車を止めているときにはエンターテインメント・ツールとして素晴らしく機能する。動画を見たり、電子書籍を読んだりできるのだ。
しかし、ワトソンによると、もっとも重要なのはGPSだという。
「目的地までの行き方を知らなければならないし、父親の車のグローブボックスから盗んだ紙の地図がなければ、GPSは命綱になる」と彼は言う。
「ところで、もし父親の地図を見て、昔風に出かけようと決めたのであれば、道順を示す青いラインもなければ、道を間違えた時に叫ぶ女性もいないことを認識してほしい。グッドラック!」
さらに、ロードトリップ用のアプリをダウンロードすれば、旅はより快適になる。例えば、「ウェイズ(Waze)」は渋滞を回避するため、「ロードトリッパーズ(Roadtrippers)」はルートの計画に、「ガスバディ(GasBuddy)」はガソリン代の節約に、「ロードサイド・アメリカ(Roadside America)」はルート上の観光スポットを知るのに役立つアプリだ。
もしキャンプや車中泊をするなら、安全のために懐中電灯はあった方がいい
懐中電灯を持って行こう
Shutterstock
デニスは、懐中電灯だけでなく、ストロボライトもあった方がいいと話す。危険な状況に陥ったとき、ストロボライトを使えば、人や動物がよく見える一方で、相手からはこちらが見にくいからだ。
また、懐中電灯があれば、車が故障したときにエンジンルームも確認できる。
ポケットナイフは旅の安全確保に優れているだけでなく、実用的な用途も多い
ポケットナイフを持って行こう。
Shutterstock
「何かを作ったり、料理をしたり、私はほとんどすべてのことにナイフを使っている。ナイフは超万能なツールだ」とデニスは言う。
「手に持つと隠れるくらいの小型のナイフがお勧めだ。焚き火用の小さな薪を割るための手斧もあると便利」
キッチン用品はバンでおいしい料理を作るのに役立つ
野菜を切るのにはまな板とナイフが必要だ。
Igor Miske/Unsplash
バンライフの旅行ブログ「モーグリ―・アドベンチャー(Mowgli Adventures)」を運営するアンジェラとグラハムのボギー夫妻(Angela and Graham Bogie)によると、キャンピングカーで電化製品が使える場合、鍋やフライパンがあれば、いろいろな料理を作れるという。また、まな板、皿、グラス、鋳鉄製のスキレット、密閉できる保存容器、ケトルなどがあるといいと話す。
「車内のスペースは限られているので、コンパクトで実用的なキャンピングカー用のキッチンアクセサリーがあれば生活しやすく、整理整頓もでき、収納場所を最小限に抑えられる」と彼らは書いている。
[原文:9 road-trip essentials, according to people who live in their vans]
(翻訳:大場真由子、編集:Toshihiko Inoue)
注:この記事のリンクを経由して製品を購入すると、アフィリエイト契約により編集部が一定割合の利益を得ます。