8月2日、気象庁・環境省は全国37都府県に対して、熱中症アラートを発令しています。
8月2日5時の段階で全国37都府県に熱中症アラートが発令されている。
出典:気象庁
午前8時の段階で、関東圏の複数の地点ですでに30度を超えており、お昼頃には東京都のほぼ全域で35度以上の猛暑日となる見込みです。気象庁の天気予報によると、埼玉県熊谷市では最高気温が41度と予報されるなど、危険な暑さになります。
8月2日、朝8時の気温。都内は30度を超えている。
出典:気象庁
8月2日、12時頃の予想気温。関東のほぼ全域で35度を超えている。
出典:気象庁
十分な水分補給はもちろん、室内でも無理な節電はせずエアコンなどを使って涼しく過ごすことを心がけましょう。また、外出しなければならない場合は、できる限り日陰を歩いたり、帽子や日傘を使うことも考えてみてください。
また、日本自動車連盟(JAF)は、炎天下35度の環境でエアコンを切った車中では、たった15分ほどで人体に危険なレベルにまで室温が上がってしまうという実験結果を報告しています。7月29日には、窓を開けていたとはいえ、エアコンを切っていた車中で1歳の乳児が熱中症になり亡くなってしまうという痛ましい事故もありました。
乳児は「暑い」「疲れた」といったような自分の体調を適切に伝えることができません。また、地面に近いほど気温が高くなるため、身長の小さな子どもは大人に比べて暑さの影響が受けやすいと言われています。
特に近くに子どもがいる方は、「少しの間だから…」と油断せずに、十分に注意しましょう。
出典:コロナ禍でもすぐできる!熱中症への備え
出典:コロナ禍でもすぐできる!熱中症への備え
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(文・三ツ村崇志)