株式会社インフォバーンが、サステナビリティ経営と情報発信に関するオンラインイベントを開催。
多くの企業が社会の要請に基づき、「サステナビリティ経営」に舵を切り始めています。そして、その自社の取り組みについて情報発信を進めています。
しかし、「経営者の危機感や、サステナビリティに対する理解が社内に浸透していない」「消費者には、難易度の高い取り組みの価値を理解してもらいにくい」などの声も多く聞こえてきます。
サステナビリティ経営における情報発信において重要なことは、顧客・社員・投資家・サプライチェーンなどのステークホルダーに対し、
- 自社が目標とする未来像を示し、
- その未来像に納得(腹落ち)してもらい、
- 目標までのプロセスを開示し、対話を生むこと
です。
つまり、企業がオープン・主体的な発信姿勢へと体質を変革し、常に社会とつながり社会を構成していく「企業のメディア化」が求められています。
これまで、多くの企業の情報発信は「結果の報告(何をやったか)」が主体となっていました。しかし、共に未来を作るステークホルダーにプロセス(どんな理由で、何を目指し、どのようにやるか)を伝えることが、ストーリーとなり、対話を生み、価値を生む時代となりつつあります。
では、どのように自社の「メディア化」を進めるべきなのか。
サステナビリティ分野の識者、より良い情報発信を模索する企業担当者と共に、探っていきましょう。
ーセッション
※セッションタイトル、内容は変更となる可能性もございます。
◆SESSION1:15:00-15:05 開会挨拶
[Speaker]
株式会社インフォバーン代表取締役 社長 田中 準也
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◆SESSION2:15:05-15:50 サステナビリティ経営を机上の空論にしないための「未来の見方」
サステナビリティ経営は果たして企業の利益につながるのか――そんな疑問に『2030年のSX戦略』『SXの時代』の著者の1人、PwC・磯貝 友紀氏が応える。聞き手は、持続可能な社会を目指すイノベーターのための学びの場「GREEN SHIFT」を手掛けるインフォバーン・小林弘人。
[Speaker]
PwC Japanグループサステナビリティ・センター・オブ・エクセレンスリード 磯貝 友紀
株式会社インフォバーン 代表取締役会長(CVO), FOUNDER 小林 弘人
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◆SESSION3:16:00-16:45 サステナビリティ経営で重要度を増す広報の役割 〜 経営者・広報担当がまず取り組むべき一歩とは?
サステナビリティ経営を推進するのは「社会を動かす広報」だ ―― 従来型の広報から、何をどのように変えるべきなのか。経営者・広報が踏み出すべき一歩を、サステナビリティ 経営に詳しい夫馬賢治氏と、インフォバーン代表 田中準也が論じ合う。
[Speaker]
株式会社ニューラルCEO 戦略・金融コンサルタント 夫馬 賢治
株式会社インフォバーン代表取締役 社長 田中 準也
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◆SESSION4:16:55-17:40 情報発信が企業の価値をつくる――これからの広報が担う「プロセス開示」への道筋
企業は自社の活動をどのように発信していくべきなのか。試行錯誤をしながらコーポレートコミュニケーションに携わる担当者を迎えた、現場目線のクロストーク。聞き手は、オウンドメディア黎明期から国内大手企業の情報発信を支援してきたインフォバーン・羽村悠己。
[Speaker]
富士通株式会社 グローバルマーケティング本部 グローバルGTM統括部 CoE Japanオペレーション部 福村知香氏
味の素株式会社 グローバルコミュニケーション部 メディアグループ シニアマネージャー 橋本 雅棋
株式会社インフォバーン 執行役員 エクスペリエンス部門 部門長 羽村 悠己
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◆SESSION5:17:40-18:00 「メディア化」をとおして実践する関係性のデザイン
イベント全体を振り返りつつ、あらためて企業が「メディア化」することの意味を考える。企業とステークホルダー、企業と社会の関係性はどのように変化していくのか。インフォバーン・井登 友一によるクロージングトーク。
[Speaker]
株式会社インフォバーン 取締役 副社長 井登 友一
<登壇者プロフィール>
田中 準也
株式会社インフォバーン 代表取締役社長
1990年クレディセゾン入社。その後ジェイアール東日本企画、電通、トランスコスモス、メトロアドエージェンシー、電通レイザーフィッシュ(現 電通デジタル)を経て、2015年インフォバーン入社。2017年に取締役に就任。2021年より現職。マスからデジタルまで精通し、オンラインとオフラインを横断する総合的なマーケティング・コミュニケーションの設計から実行、及び新規事業開発・推進が得意。
磯貝 友紀
PwC Japanグループ サステナビリティ・センター・オブ・エクセレンス リード PwCサステナビリティ合同会社 パートナー
2003年より、民間企業や政府機関にて、東欧、アジア、アフリカにおける民間部門開発、日本企業の投資促進を手掛ける。 2008年より世界銀行アフリカ局にて民間部門開発専門官として、東アフリカを中心に民間部門開発、官民連携プロジェクトなどを手掛ける。 2011年より現職、サステナビリティ・センター・オブ・エクセレンスのテクニカルリードとして、日本企業のサステナビリティビジョン・戦略策定、サステナビリティ・ビジネス・トランスフォーメーションの推進、サステナビリティリスク管理の仕組み構築、途上国における社会課題解決型ビジネス支援やサステナブル投融資支援を実施。業種別協会などと協働の取り組みとして、第二種金融商品取引業協会のSDGs推進ワーキンググループに副座長で参画するなど、同協会の当該領域検討を推進。
小林 弘人
株式会社インフォバーン 代表取締役会長(CVO), FOUNDER
1994年、「ワイアード・ジャパン」を創刊、編集長を努める。1998年より企業のデジタル・コミュニケーションを支援する会社インフォバーンを起業。「ギズモード・ジャパン」など、紙とウェブの両分野で多くの媒体を創刊。また、日本ではじめてブログを書籍化し刊行。『真鍋かをりのココだけの話』はベストセラーに。コンテンツ・マーケティング、オウンドメディアの先駆として活動。2005年、経済産業省と内閣府によるコンテンツ政策委員を務める。2012年より、日本におけるオープン・イノベーションの啓蒙を行い、現在は企業や自治体のDX(デジタル・トランスフォーメーション)やイノベーション推進支援を行う。2016年、ベルリンのテック・カンファレンスTOAの日本公式パートナーとなる。2017年より、企業内起業家をネットワークし、ベルリンの視察プログラムを企画、実施。2018年、広島県サンドボックスの審査員を務め、その後同クロステックチャレンジにおいてブロックチェーンの社会実装をリードするプログラムを運営。2021年、日本の企業と自治体による循環型経済や生物多様性を軸にしたラーニング&コラボレーション・プログラム『GREEN SHIFT』を実施。行政、企業の官民協働による社会課題解決と新規ビジネス創発のソーシャル・インキュベーターとして活動中。
夫馬 賢治
株式会社ニューラルCEO 戦略・金融コンサルタント
サステナビリティ経営やESGファイナンスの分野で東証一部上場企業を数多くクライアントに持つ。環境省、農林水産省、厚生労働省のESG領域の審議会委員。NHK、日本テレビ、テレビ朝日、J-WAVE、TBSラジオ、日経新聞、プレジデント、フォーブス、海外CNN、ワシントン・ポスト等での出演・寄稿・取材多数。依頼講演過去100回以上。ハーバード大学大学院サステナビリティ専攻修士。サンダーバードグローバル経営大学院MBA。東京大学教養学部国際関係論専攻卒。著書に『超入門カーボンニュートラル』 (講談社+α新書)、『ESG思考』(講談社+α新書)、『データでわかる 2030年 地球のすがた』(日本経済新聞出版)などがある。
福村 知香
富士通株式会社 グローバルマーケティング本部 グローバルGTM統括部 CoE Japanオペレーション部
・富士通入社後、ITインフラ商品を中心に商品化、拡販プロモーションを担務
・2019年よりマーケティング部門に異動し、自社メディアの企画運営やWebキャンペーンに従事
・2021年「フジトラニュース」を新規立ち上げ。社会課題解決に向けた自社の取り組みを発信中
橋本 雅棋
味の素株式会社 グローバルコミュニケーション部 メディアグループ シニアマネージャー
・コーポレートブランド価値向上を目指し、グローバルおよび国内のオウンドメディア・ソーシャルメディアを中心とした社内外広報戦略、施策の立案・実行に従事。食と健康の課題解決に向け、「ストーリー」でASV(Ajinomoto Group Shared Value)の取組みを発信中。
・味の素グループのインターナルコミュニケーションプラットフォームWorkplace導入から運用期まで携わる。
・過去に食やアミノサイエンスに関する新規事業開発、健康食品やサプリメントの開発マーケター、医療用医薬品のプロジェクトマネージャーなどを経験。
羽村 悠己
株式会社インフォバーン 執行役員 エクスペリエンス部門 部門長
WEB制作会社にて企画営業、プランナー、ディレクターとして勤務。国内大手企業のコーポレートサイト、ブランドサイトリニューアル、EC、コミュニティサイト新規立ち上げ等のプロジェクトに従事。2011年よりインフォバーンにプランナーとして参画し、企業のオウンドメディア立ち上げのプロデューサー、プランナー、プロジェクトマネージャーとして携わる。
井登 友一
株式会社インフォバーン 取締役 副社長
デザインコンサルティング企業においてUXデザインの専門事業立ち上げに参画後、2011年に株式会社インフォバーン入社。UXデザイン/サービスデザインを中心としたイノベーションデザイン支援事業部門「INFOBAHN DESIGN LAB.(IDL)」主管。
ー開催概要
■イベント名:サステナビリティ経営を推進する企業のメディア化とは─対話を生み、価値を創る情報発信のあり方─
■会期:2022年8月4日(木)15:00〜18:00
※定員上限(1,000名)で応募を締め切らせていただきます
■会場:Zoomによるオンライン配信
■主催:株式会社インフォバーン
■参加費用:無料
お問い合わせ:ask@infobahn.co.jp