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サル痘の広がり方は「HIV流行の初期に似ている」…ファウチ博士「今回は事態をコントロールできるはず」

1989年10月12日、サンフランシスコで開催されたThe National AIDS Update Conferenceでのアンソニー・ファウチ博士。

1989年10月12日、サンフランシスコで開催されたThe National AIDS Update Conferenceでのアンソニー・ファウチ博士。

Deanne Fitzmaurice/The San Francisco Chronicle via Getty Images

  • アンソニー・ファウチ博士は、アメリカでサル痘が広がっている様子は「HIV大流行の初期」を「彷彿とさせる」と述べている。
  • 「41年前にそれを経験した私にとって、非常に厄介な状況だ」と語った。
  • それでも彼は、現在のサル痘の流行がHIVの流行のようにはならず、ウイルスがコントロールできることを期待している。

2022年5月18日、マサチューセッツ州でアメリカ初のサル痘患者が見つかって以来、公式には全米で8900人以上がサル痘と診断され、感染が広がっている。だが公衆衛生の専門家は、患者の本当の数はおそらくそれよりもずっと多いと述べている。

特にこの夏には、水が水滴から流れになり、最終的には洪水になるような勢いで、毎日の新たな感染者数が増えている。

3つの州(カリフォルニア、イリノイ、ニューヨーク)がこの感染症に対する緊急事態を宣言した後、連邦政府も緊急事態を宣言、サル痘対策チームを任命し、アメリカ疾病予防管理センター(CDC)はサル痘の治療薬としてアメリカでの利用が認証されているワクチンの「限られた供給量」を補強するために奔走している。

しかし、これは以前にも起きたことだ。2022年の初夏からアメリカでサル痘が「効率的に」人から人へと感染している状況がデータに表れ始めたころ、ジョー・バイデン(Joe Biden)大統領の最高医学顧問であるアンソニー・ファウチ博士は、以前にも経験したことのある沈痛な感覚を覚えていた。

ポッドキャストのScience Vs.で、アメリカでのサル痘の感染者数がどんどん増えていく中で何を考えていたかと問われたファウチは「私は『ああ(またか…)』と言った」と述べている。

「これはHIV(ヒト免疫不全ウイルス)の初期に見られた状況を彷彿とさせる」とファウチは述べ、懸念を表明している。

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