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スペイン、公の場での冷房27度以下を禁止…ロシアの天然ガス供給削減に対抗。欧州で同様の動きが広がる

スペイン、公の場での27度以下を禁止

扇風機をかついで歩く男性。2022年7月25日、スペイン・セビリアで。

Eduardo Briones/Europa Press via Getty Images

  • 2022年夏、スペインでは公共の場での冷房の設定温度を27度以下にすることはできない。
  • この対策は2022年8月8日に始まり、2023年11月まで続く。
  • スペインは、ロシアのエネルギー供給削減に対応してこのような対策を行う最新の国だ。

複数の報道によると、スペインは、ロシアへのエネルギー依存度を下げる計画の一環として、公共の場の冷房温度を摂氏27度以下に設定することを禁止した。

ユーロニュースによると、スペイン政府が2022年8月2日に発表した新しい法令は公共の場での冷房温度を27度より高く設定し、節電のために建物のドアを閉じるように求めるものだ。

この制限は8月8日から実施され、2023年11月まで適用される。オフィス、店舗、バー、映画館、空港、駅などのすべての公共・商業施設が対象になるという。

また、個人の家庭では義務ではないが推奨されるという。

ガーディアンによると、スペインのペドロ・サンチェス(Pedro Sánchez)首相は先日、節電のためにすべての会社員にネクタイを取るよう求めた。

サンチェス首相は記者会見で「ご覧のとおり、私はネクタイをつけていない」と話した。

「大臣や公的機関、民間のトップに、必要ではない限りネクタイを着用しないようお願いした。これでエネルギーが節約できる。それは我が国に必要なことだ」

スペインの夏は暑く、30度以上にはなる。だが7月、スペイン北部のパンプローナでは、大陸を襲った熱波の中で、史上最高となる42.3度を記録した

この措置は、ロシアのウクライナ侵攻に対する広範囲の制裁に対する報復として、ロシアがヨーロッパへの天然ガス供給量を削減していることからくるものだ。

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