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家庭用ロボットをあきらめていないアマゾン…「ルンバ」のアイロボット買収で得たものとは

アイロボット社製のルンバは、2002年から発売されている。

アイロボット社製のルンバは、2002年から発売されている。

iRobot

  • アマゾンは、ルンバの製造業者であるアイロボット社を1株当たり61ドル、約17億ドルで買収する。
  • ルンバは新型コロナウィルス感染症のパンデミックでブームに乗ったが、売上高は2021年から30%減収している。
  • 今回の買収は、2021年の家庭用ロボットの発売の後も、アマゾンが引き続きロボット開発に力を入れていくつもりであることを示している。

アマゾンはロボットに大きく賭けていることが分かった。

電子商取引の巨人、アマゾン(Amazon)は2022年8月5日、ルンバ(Roomba)を開発したアイロボット(iRobot)社を約17億ドル(約2300億円)で買収すると発表した。アマゾンにとっては7月の医療サービス企業、ワンメディカル(One Medical)社の40億ドル(約5410億円)規模の買収に続く4番目の大型案件となる。

この買収は、アイロボット社にとっては幸いだったかもしれない。同社の株価は8月4日に約50ドルで引けており、アマゾンはその22%増、1株あたり61ドルを支払うことになる。

ロボット掃除機のルンバは、新型コロナウィルス感染症のパンデミックで自宅で過ごす人が増加したことで波に乗り、売上が大幅増となっていた。しかし、ここ数カ月のサプライチェーンの課題や受注の落ち込みは、アイロボット社の収益に打撃を与えていた。8月5日に発表された第2四半期決算では、2021年比で30%の売上減を記録していた。

コスト削減努力の一環として、アイロボット社は同じく8月5日に、従業員の約10%に当たる140人を解雇するとも発表している。

アマゾンがアイロボット社を好条件で買収できれば、人気のある家庭用機器と20年以上にわたって収集された豊富な住居データを手に入れることになる。アマゾンの家庭用ロボット、「アストロ(Astro)」に対する評価は散々だったが、アマゾンが現在もロボットに力を入れていることの表れだ。

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