リモートワークは労働者にとって最善ではない?…「職場への帰属意識を持ち、必要とされていると感じてほしい」

マルコム・グラッドウェル

Amy Sussman/Getty Images

  • 作家・コラムニストのマルコム・グラッドウェルがポッドキャストで、リモートワークは労働者にとって「最善」ではないと述べた。
  • そのことを社員に説明するリーダーの「能力のなさに苛立ちを覚える」と彼は続けた。
  • しかし、彼の1日はソファーに座ってノートパソコンを広げることから始まり、「コーヒーショップで執筆することを生業としている」という。

カナダ人作家のマルコム・グラッドウェル(Malcolm Gladwell)は、ポッドキャスト「Diary of a CEO」に出演し、自宅で仕事をすることは労働者にとって「最善の利益」にはならないと述べた。

「パジャマを着たままベッドに座っているような、そんな仕事人生をあなたは送りたいだろうか」とグラッドウェルは語っている。

「職場に対する帰属意識を持ち、必要とされていると感じてほしい。だが、あなたがそこにいなければ、それを実現するのは本当に難しいことだ」

彼は「このことを従業員にうまく説明できない」ビジネスリーダーに「苛立ちを覚える」という。

グラッドウェルにとって、オフィス勤務に戻るということは、社員が物理的に一緒にいなかったときに失われた「帰属意識」を取り戻すことなのだ。

「あらゆる組織は社員をオフィス勤務に戻すという闘いに直面している。しかし、社員が帰属意識を持ち、必要とされていると感じてほしいという、その核となる心理的真実を説明することは本当に難しい」とグラッドウェルは述べている。

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