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医療データのJMDCが9日発表した2022年4〜6月期(1Q)の決算は、売上高が前年比28%増の57億7600万円だった。売上高の約6割を占める主力の「ヘルスビックデータ」事業は36%の増収だった。保険会社などに匿名加工した疫学データを提供するサービスが37%増と好調に推移。顧客数と一社あたりの取引額が拡大した。
「遠隔医療」事業の売上高は14%増えた。新型コロナの感染拡大による来院自粛に伴い、画像診断の依頼が減少傾向にあるが、遠隔読影サービスの利用が伸び増収を確保した。
営業利益は31%増の10億8100万円、純利益が42%増の7億6500万円だった。
(文・Strainer編集部)
"Strainer"より転載(2022年8月9日公開)