熱帯低気圧が発達し「台風8号」発生の可能性。お盆休みの東日本に接近か

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8月10日(水)9時に小笠原近海で熱帯低気圧が解析され、気象庁は24時間以内に台風に発達する見込みとの情報を発表しました。次に台風が発生すれば今月2つめの台風で、台風8号と呼ばれることになります。

日本の南を北上してお盆休みの13日(土)頃に東日本に接近し、進路次第では関東などで強い雨を降らせる可能性があります。今後の情報に注意してください。

▼熱帯低気圧 8月10日(水)9時現在

 中心位置   小笠原近海

 移動     北西 15 km/h

 中心気圧   1008 hPa

 最大風速   15 m/s (中心付近)

 最大瞬間風速 23 m/s

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関東など東日本に接近・上陸の可能性も

この熱帯低気圧は顕著な発達は予想されていないものの、太平洋高気圧の縁に沿って北上し、13日(土)頃に東日本の太平洋側に接近する見込みです。場合によっては上陸の可能性もあります。

関東など東日本の太平洋側では、熱帯低気圧もしくは台風の接近により雨が強まり、局地的には大雨となるおそれもあります。

高気圧の勢力などによって進路が変わる可能性があるため、今後の最新情報に注意するようにしてください。

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8月は年間で最も台風発生の多い時期

平年の台風発生数

平年の台風発生数

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9日(火)15時には南シナ海で台風7号が発生しています。次に台風が発生すると、8月の2つ目の台風で「台風8号」と呼ばれることになります。

8月の台風発生数の平年値は5.7個で、例年台風の発生が一番多い時期です。秋にかけて日本に影響のある台風が次々と発生することも考えられるため、台風への備えを進めてください。

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(文・ウェザーニュース

"ウェザーニュース"より転載(2022年8月10日公開の記事

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