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第2次岸田改造内閣の全閣僚20人を紹介。旧統一教会との関わりは?【内閣改造】

第2次岸田改造内閣、20人の顔ぶれは……。

第2次岸田改造内閣、20人の顔ぶれは……。

REUTERS、首相官邸、Twitter/@hamaday_staff

岸田文雄首相は8月10日に内閣を改造し、第2次岸田改造内閣を発足させた。同日夜の記者会見では新内閣の名前をネーミングを問われると、有事に対応する「政策断行内閣」と命名。山積する政策課題に対応し、自らの政策思想「新しい資本主義」の実現を目指すと語った。

旧統一教会問題などめぐり支持率低下

自民党は先の参院選に勝利したが、安倍晋三元首相の射殺事件をきっかけに宗教団体「世界平和統一家庭連合(旧統一教会)」との関係が問われる事態が相次ぎ、岸田政権の支持率も低下している。

岸田首相は「(自民党と旧統一教会に)組織的な関係はない」との姿勢を強調するが、所属議員が関連団体などに祝電や会合費を支払った事例や、教団関係者から選挙の「手伝い」を受けていたことを認める大臣もいた。

岸田首相は19閣僚のうち14人を交代。旧統一教会との関係を認めた閣僚は留任しなかった。ところが10日の内閣改造当日、留任が決まった山際経済再生相、再入閣の加藤厚労相、新入閣の寺田総務相と西村環境相について、関連会合への会費支払いや会合への参加などが明らかになった。

留任5人、初入閣9人、再入閣5人

官房長官や財務相など留任は5人。再入閣5人のうち、加藤勝信・前官房長官と浜田靖一・元国対委員長をそれぞれ厚労相と防衛相に再登板させた。経験者を再び任命することで、政権安定を目指した格好だ。

全閣僚の平均年齢は62.65歳。30代はゼロ。最年少は少子化担当相となる小倉將信氏(41)で衆院当選5回未満の若手も小倉氏のみだ。

女性閣僚は文科相の永岡桂子氏(68)と経済安全保障担当相の高市早苗氏の2人にとどまった。

<岸田内閣8つのポイント>

・岸田首相を含めた平均年齢は62.65歳。

・岸田首相を含め内閣構成員は20人。うち70代が3人、60代が12人、50代が4人、40代は1人、30代はゼロ。

・岸田首相除く19閣僚中14人を交代。留任は5人、初入閣は9人、再入閣は5人。

・旧統一教会との関係を認めた現職閣僚は留任しない方針をとったが、留任の山際経済再生相、林外相、再入閣の加藤厚労相、高市経済安保担当相、新入閣の寺田総務相、葉梨法相、西村環境相、岡田地方創生担当相について、関連会合への会費支払いや会合への参加など接点があったことが明らかになった。

・最年長は農水相の野村哲郎氏(78)、最年少は少子化担当相となる小倉將信氏(41)。衆院当選5回未満も小倉氏のみ。

・自民党総裁選で争った高市早苗氏(61)を党政調会長から経済安全保障担当に、河野太郎氏(59)を党広報本部長からデジタル相に。

・女性閣僚は高市氏と文科相の永岡桂子氏(68)の2人。

・岸田首相を除き、出身派閥の内訳は安倍派4人、茂木派3人、麻生派4人、岸田派3人、二階派2人、無派閥2人。連立与党の公明党からは1人。

以下、閣僚の顔ぶれとプロフィールを紹介する(※敬称略)。

総理:岸田文雄(きしだ・ふみお、65)

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REUTERS

・東京都・渋谷区生まれ、65歳。衆院広島1区。1993年に初当選で当選10回。7月に射殺された安倍元首相とは当選同期。

・私立高校の雄「開成高校」の出身。開成出身者では初の首相。3度の東大受験に失敗し、早稲田大へ進学。卒業後は旧長銀(日本長期信用銀行)に入行。父の秘書を経て、衆院議員に。

・自民党の名門派閥「宏池会」(岸田派)の会長。宏池会は高度経済成長期の「所得倍増計画」で知られる池田勇人が創設。自民党内でも比較的リベラルな派閥で「ハト派」と呼ばれる。宏池会出身では大平正芳、鈴木善幸、宮澤喜一に続く4人目の首相。

・2012年12月の第2次安倍内閣発足以降、外相や防衛相として安倍政権を支えた。単独の外相在任連続日数は歴代最長。

・2017年8月〜2020年9月には自民党の党三役の一つ「政調会長」に。安倍晋三首相の辞任に伴う2020年の自民党総裁選では「ポスト安倍」の最有力と目され「禅譲」(権力の移譲)を期待していたが、安倍政権で官房長官だった菅義偉氏に敗北。

・2度目の挑戦となった9月の総裁選で河野太郎氏、高市早苗氏、野田聖子氏を破って自民党総裁に選出。総裁選では「日本は民主主義の危機にある」「分断から協調へ」「チームを重視」「説明が大切」など、安倍・菅カラーとは一線を画するアピールした。

・新たな党役員人事では要の幹事長は茂木敏充氏を留任。一方で経産相だった萩生田光一氏(安倍派)を政調会長とした。

・2017年、ノーベル平和賞授賞式で被爆者として初めて演説したサーロー節子さんは縁戚にあたる。

・自民党内の反対で通常国会で提出が見送られたLGBT法案への賛否について、毎日新聞のアンケートに「家族の在り方の根幹に関わる問題」「国民の間で丁寧に議論すべき」と賛否を明らかにしなかった。

総務:寺田稔(てらだ・みのる、64)*初入閣

出典:首相官邸

・衆院広島5区、当選6回。岸田派。

・党の国防部会長や副幹事長、総務副大臣、首相補佐官などを歴任。

・被爆2世。被爆者の救済が政治家を志した原点だという。原爆議員連盟を作り、原爆症の認定問題にも取り組む。

・核兵器禁止条約については「日本が部分的に条約を批准して、保有国が段階的削減に合意するような形に持っていくのは一つの戦略だと思う」としている。(カクワカ広島・第7回議員訪問より

・入閣が決まった8月10日、2018年に開かれた旧統一教会関連の政治団体「国際勝共連合」に会合の会費として2万円を支払っていたことを明らかにした。

共同通信によると、寺田氏は旧統一教会からは関連団体を含め献金や選挙支援を受けたことを否定。「旧統一教会の会合に出席したり、祝電を発したりしたことは『一切ない』と強調」「旧統一教会に限らず、社会的に問題となる諸団体とは付き合わないようにする」と話した。

法務:葉梨康弘(はなし・やすひろ、62)*初入閣

出典:首相官邸

・衆院茨城3区、当選6回。岸田派。

・警察庁出身。義父は中曽根内閣で自治相などを務めた故・葉梨信行氏。

・これまでに法務副大臣、農水副大臣などを歴任。

・2008年頃、旧統一教会と関係が深いとされる「世界日報」が発行する月刊誌「ダイジェスト版世界日報 月刊ビューポイント」に自身のインタビュー記事が掲載されていたと8月15日の記者会見で明らかにした。葉梨氏は「メディアからの取材に対して、一つ一つそのメディアが一体何なのかということを、本当に調べなければ取材に応じることはできないんだろうか」「取材に応じたからといって、当該団体と関係があるとは認識していません」とも発言した。

・趣味は読書。

外務:林芳正(はやし・よしまさ、61)*留任

REUTERS

・衆院山口3区、当選1回。過去に参院5期。岸田派。

・1995年の参院選で初当選。これまでに防衛相、農相、文科相などを歴任。政策通とされる。

・三井物産などを経てハーバード大院卒。

・首相の椅子を目指し、2021年に衆院に鞍替え。

・文科相だった2018年4月、公用車で都内のヨガ店を訪れていたことを週刊文春が報じた。

・安倍元首相の葬儀に台湾の頼清徳副総統が出席したが、林氏は「ご指摘の人物」と表現。中国に配慮した形で、あくまで私人と強調。在日台湾人の団体「全日本台湾連合会」が抗議文を出した。

・2012年に旧統一教会と関係が深いとされる「世界日報」の取材を受けていたと8月10日の記者会見で明らかにした。林氏は8月2日午前の閣議後会見では旧統一教会との関係について「御指摘の団体(旧統一教会)とは、何ら関わりがない」と述べていた

・趣味は楽器の演奏など。自民党国会議員らのバンド「Gi!nz(ギインズ)」に参加。

財務:鈴木俊一(すずきしゅんいち、69)*留任

REUTERS

・衆院岩手2区、当選10回、麻生派。

・父は鈴木善幸元首相、妻は宮沢喜一元首相のいとこ。姉は麻生太郎元首相の妻で、麻生氏は義理の兄。

・小泉内閣で環境相として初入閣。五輪相などを歴任。

・環境、厚生分野などの社会保障、漁業政策に詳しい。

・受動喫煙防止のための「健康増進法改正」に反対し、厚労省と対立した。

文部科学:永岡桂子(ながおか・けいこ、68)*初入閣

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出典:首相官邸

・衆院茨城7区、当選6回。麻生派。

・これまでに厚労副大臣、文科副大臣などを歴任。

・専業主婦だったが、2005年に急死した夫の跡を継ぎ政治の道へ。衆院議員に。娘2人は成人している。

・子育て支援、特にひとり親家庭の福祉向上がライフワーク。

厚生労働:加藤勝信(かとう・かつのぶ、66)*留任

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REUTERS/Kim Kyung-Hoon"

・衆院岡山5区、当選7回。茂木派。

・旧大蔵官僚で政策通とされる。

・加藤六月・元農水相の娘婿。その地盤を引き継ぎ、自らを漫画「サザエさん」のマスオさんと例える。

・安倍政権では厚労相、菅政権では官房長官を務めた。

・内閣人事局の初代局長を務め「官邸主導人事」の先鞭をつけた。安倍政権の目玉政策とされた「1億総活躍」「働き方改革」の担当相なども歴任した。

・自身が代表を務める自民党支部が2014年3月と16年3月、教団の友好団体「世界平和女性連合」に「会費」名目で1万5千円ずつ、計3万円を支出していた。8月10日、朝日新聞などが伝えた。同日、加藤氏は懇親会や地元の会合の費用として秘書が代理で持参したなどと説明した。

・さらに加藤氏は、自民党の総務会長時代に教団とつながりが深いとされる「世界日報」の取材を受けたことも明かした。

農林水産:野村哲郎(のむら・てつろう、78)*初入閣

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出典:のむら哲郎(鹿児島県選挙区)@広報本部 @nomura_koho

・参院鹿児島選挙区、当選4回。茂木派。

・これまでに農水政務官などを歴任。

・農協出身で農業政策に通じている。

・コロナ禍では収入源に苦しむ農家の救済策に取り組んだ。

・ロシアのウクライナ侵攻で世界的な食糧危機を懸念。日本の食料自給率向上を目指す。

・2011年12月、自身が代表を務める政治団体がスナックなどでの飲食代6回分(約37万円)を政治活動費として報告していたと朝日新聞などが報道。野村氏の事務所は「不適切な店かどうか確認し、そうであれば修正などの対応を考えたい」とし、本人は同席していなかったと説明した。

・2020年12月、鶏卵生産大手「アキタフーズ」のグループ元代表が旧竹下派(平成研究会)のパーティー券を購入したが政治資金収支報告書に記載していなかったことが発覚。平成研は収支報告書を訂正。朝日新聞によると野村氏側は「パーティー券代は現金で平成研側に渡した」と説明。平成研担当者は不記載の理由について「野村氏側との連絡、確認不足だった」と話した。

・趣味は菜園作り、読書、ゴルフ中継や落語鑑賞

・好きな言葉は「汗は自分でかきなさい。手柄は人にあげなさい」(竹下登元首相の言葉に由来)

経済産業:西村康稔(にしむら・やすとし、59)*再入閣

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REUTERS/Kim Kyung-Hoon

・衆院兵庫9区、当選7回。安倍派。

・安倍政権、菅政権で新型コロナ対策の担当相を務めた。

・元通産官僚。自民党総裁選への出馬経験がある。

・安倍氏の祖父である岸信介元首相を支えた吹田愰元自治相の娘婿。

・安倍元首相の側近として知られ、官房副長官、衆院内閣委員長、外務大臣政務官、党筆頭副幹事長などを歴任。

国土交通:斉藤鉄夫(さいとう・てつお、70)*留任

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斉藤てつお公式サイト

・衆院広島3区、当選10回。公明党。

・これまでに環境相、党幹事長などを歴任。環境相在任中は公用車をハイブリッド車にするよう訴えた。

・科学技術政策のエキスパートで、教育基本法改正などにも関わった。

・東工大大学院出身で応用物理学を専攻(工学博士)。その後、清水建設に入社。宇宙開発などにも関わる。

・米プリンストン大で客員研究員の経験あり。

環境:西村明宏(にしむら・あきひろ、62)*初入閣

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出典:首相官邸

・衆院宮城3区、当選6回。安倍派。

・これまでに内閣官房副長官、国土交通副大臣、内閣府副大臣などを歴任。

・かつては元大蔵相の三塚博氏の政策秘書を務め、2003年に後継として衆院初当選。

・東北地方のインフラ整備を進めてきた。

・8月10日の記者会見で、宮城県内での旧統一教会に関係するイベントで代表世話人を務めたことを認めた。ただし、イベントに出席したかどうかは確認できないとしている。

・趣味はマリモの観賞。

防衛:浜田靖一(はまだ・やすかず)*再入閣

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Twitter/@hamaday_staff

・衆院千葉12区、当選10回。無派閥。

・父は“自民党の異端児”“政界の暴れん坊”と呼ばれた「ハマコー」こと浜田幸一氏。1993年に後継者となり、衆院初当選。

・これまでに防衛相、衆院予算委員長などを歴任。地方分権、農水、安保分野の政策通として知られる。

・麻生内閣に続き、防衛相就任は2回目となる。

・2015年の安保法制(安保関連法案)の審議・採決時、衆院平和安全特別委員長だった。

・自民党有志による「選択的夫婦別氏制度を早期に実現する議員連盟」の会長を務める。

・2021年の衆院選では、朝日新聞の取材に「自民党は懐の深い政党と思っていたが、寛容な部分がなくなってきて心配している」と話している。

・林芳正氏らとバンド「Gi!nz(ギインズ)」に参加。

内閣官房:松野博一(まつのひろかず、59)*留任

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衆院千葉3区、当選8回、安倍派。

・党内最大派閥「細田派」の事務総長。派閥間の調整能力に長けていた

・早稲田大出身。大学卒業後に「ライオン」入社。

・政治家を目指して松下政経塾へ。平成12年に初当選。

・教育、労働分野では党内きっての政策通。派手なパフォーマンスはせず実務派として評価が高い。

・これまでに文科相、厚労政務官などを歴任。党役員では総務会長代行、党国対筆頭副委員長などを経験

・自民党内の「男性の育休『義務化』を目指す議員連盟」の会長

・岸田内閣で官房長官起用されると、これまでに書いたエッセイが一部ネット上で話題に。エッセイのタイトルは「政治家はどこで酒飲を飲むのか(房総人)」など。

デジタル:河野太郎(こうの・たろう、59)*再入閣

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REUTERS

・衆院神奈川15区、当選9回。麻生派。

・父は河野洋平・元衆院議長。2002年には肝炎を患った父のため肝臓の一部を提供した。

・党内では「異端児」と評され、辛口な物言いで知られる。

・外相、国家公安委員長、ワクチン担当相などを歴任。外相在任中の訪問先は77の国と地域、距離にして地球27周分。

・Twitterのフォロワーは247万人超。発信力があるとされるが、書き込み内容を野党から国会で指摘、批判され訂正したことも。「沖縄タイムス」の記者をTwitterでブロックしたことも批判を受けた。

・自民党の行革推進本部長を務めたときには各省庁に対し「聖域なき無駄削減」を要求した。

復興:秋葉賢也(あきば・けんや、60)*初入閣

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Twitter/@akibakenya

・衆院比例東北ブロック、当選7回。茂木派。

・松下政経塾出身。宮城県議を経て2005年に衆院初当選。

・総務大臣政務官、厚生労働副大臣、復興副大臣、首相補佐官などを歴任。

・“復興後の東北の夢”として、宮城県の活性化のための「ジブリワールド建設構想」を政策として提言

・趣味はランニング。サザン・オールスターズのファン。

国家公安・防災:谷公一(たに・こういち、70)*初入閣

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https://www.tanikouichi.jp/

・衆院兵庫5区、当選7回。二階派。

・元兵庫県職員。復興副大臣、衆院国交委員長などを歴任。阪神・淡路大震災を経験。

・2020年4月、乗車していた自動車が田んぼに転落し、大腿骨を折る重傷を負った。毎日新聞によると、当時は新型コロナウイルスの感染拡大防止のため東京から地元選挙区への移動を自粛するよう求められていた。

・尊敬する人は戦前の「粛軍演説」で知られる斎藤隆夫。

・趣味は歌舞伎鑑賞、山歩き、温泉めぐり。

地方創生・沖縄北方:岡田直樹(おかだ・なおき、60)*初入閣

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Twitter/@okada3769

・参院石川選挙区、当選4回。安倍派。

・北國新聞社で政治記者や論説委員、のちに石川県議を経て2004年に衆院初当選。

・これまでに国土交通大臣政務官や財務副大臣などを歴任。コロナ禍の安倍内閣、菅内閣で内閣官房副長官を務めた。

・妻は森喜朗元首相の姪。

・旧統一教会の関連団体に「メッセージを出したり秘書が会合に出席していた」と8月10日、明らかにした

少子化:小倉將信(おぐら・まさのぶ、41)*初入閣

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https://ogura-m.jp/

・衆院東京23区、当選4回。二階派。

・日本銀行行員を経て、自民党都連の公募に応募。2012年に衆院初当選。オックスフォード大学院修了。

・自民党議員の出世の登竜門とされる党青年局長などを歴任。

・「安心安全なまちづくり」を目指し、モノレールの普及や住宅街の農地を活かす都市農業の必要性を訴える。

経済再生:山際大志郎(やまぎわ・だいしろう、53)*留任

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・衆院神奈川18区、当選6回、麻生派。

・山口大の獣医学科を卒業後、東大大学院農学生命科学研究科博士課程へ。クジラについて研究。獣医学を学び、1999年に獣医師免許を取得。

・『闘え!くじら人―捕鯨問題でわかる国際社会』など捕鯨問題についての著書がある。

・これまでに経産副大臣、党副幹事長、党政調会長代理などを歴任。

・8月10日の記者会見で、資金管理団体が13年3月に旧統一教会の関連団体「平和大使協議会」に会費1万円を支払っていたことを認めた。また、関連団体のイベントに出席していたことも明らかにした。

経済安全保障:高市早苗(たかいち・さなえ、61)*再入閣

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・衆院奈良2区、当選9回。無派閥。

・もとは自民党の最大派閥「清和政策研究会」(現在の細田派、当時は町村派)に属していたが、現在は無派閥。これまでに総務相や党政調会長などを歴任した。

・2021年の自民党総裁選では安倍元首相の支持を受けた。岸田首相に破れたが、政調会長に。

・実は生粋の自民党員ではなく、過去には自由党、新進党などに所属していた。自民党入りしてからは清和政策研究会へ。以降、党内保守派として活動している。

・選択的夫婦別姓は「通称」の使用を広げることが大事だとして否定的。同性婚制度についてもこれまで慎重な立場。いずれでも慎重派の急先鋒として知られる。

・2011年にナチス・ドイツのシンボルに似た旗などを掲げ、「祖国民族を守護」「血の純血を保持」などを唱える団体の男性代表と一緒に写真を撮影していたことが2014年に報じられた。また、1994年に出版された書籍『ヒトラー選挙戦略』に推薦文を寄せていたことも同年に報じられ、批判を受けた。

・21年前に、旧統一教会と関係が深いとされる「世界日報」が発行する月刊誌に対談が掲載されていたことを8月10日の記者会見で認めた。高市氏は組閣前夜の8月9日、岸田首相から入閣要請の電話があった際に「21年前の掲載誌についても報告を致しました」と、事前に岸田氏に伝えていたことをTwitterで明かした。高市氏は「翌日は入閣の変更が無かったことに戸惑い、今も辛い気持ちで一杯です」とも綴った。

・趣味は音楽鑑賞。ドラマーで、ヘビメタを愛する。ロックバンド「X JAPAN」のYOSHIKIさんの大ファン。

※情報を更新しました(2022/08/17 10:48)

(文・吉川慧

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