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ファミマ「AI陳列ロボット」を全国300店舗に8月下旬導入。省人化どこまで進む?

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品出しをしている「TX SCARA」。

出典:Telexistence

コンビニ大手のファミリーマートが、遠隔操作ロボットを手がけるTelexistence(テレイグジスタンス)の無人品出しロボットをファミリーマートの主要都市圏300店舗に導入する。

8月10日、ファミリーマート、Telexistenceが連名で発表した。ロボットの実店舗導入は、2022年8月下旬から順次。全国区での展開は初となる。

出典:Telexistence

無人品出しロボット「TX SCARA」とは、Telexistenceが提供するコンビニでの飲料陳列に最適化された人工知能ロボットのことだ。

導入に際し、既存店舗の環境を変更する必要がないことを特徴としている。コンビニの従業員の業務の1つの飲料補充業務を24時間いつでも実施でき、店舗業務の負担軽減につながる。

ロボットが陳列に失敗した場合は、遠隔操作モードが起動し、インターネットを通じて遠隔操作オペレーター(人)がVRを使って陳列の失敗を修正することもできるという。

なお、TX SCARAの自律動作は、NVIDIAの「Jetson TX2」や「Jetson AGX Xavier」というモジュールの搭載によって、AI処理をしている。これらによって、コンビニで販売される飲料の酒類と形状を問わず、搭載するロボットハンドでつかめるよう、機能向上をしているという。

TX SCARAを使った自動化陳列システムは、既に2021年11月にファミリーマート経済産業省店やALFALINK相模原店での導入実績がある。

Telexistenceの担当者は「(上記)2店舗で導入されたモデルに多少の改良を加えたものが今回採用されたが、基本的には同一モデル」と説明している。

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「TX-SCARA」。

出典:Telexistence

ファミマの省人化はどこまで進む?

今回の全国規模での「TX SCARA」の導入が実現した背景には、労働人口の減少問題がある。ファミリーマートの担当者は、「小売業での人手不足が課題となっており、無人決済店舗などで店舗オペの省力化、省人化に取り組んでいる」とコメントしている。

ファミマの無人決済店舗では、店内に設置されたカメラで入店客が持つ商品をリアルタイムで認識し、レジ前に立つだけで決済ができる。

(文・山﨑拓実、伊藤有)

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