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ペルセウス座流星群が8月13日にかけて見頃。1時間に30個の流れ星も

ペルセウス座流星群

2016年8月12~13日に撮影された、ペルセウス座流星群の写真。岡山天体物理観測所内で撮影した星空に、12日午後10時53分から13日午前3時27分までに出現した明るいペルセウス座流星群の流星を合成したもの。

画像:国立天文台

夏の風物詩「ペルセウス座流星群」が見頃を迎えようとしている。

ペルセウス座流星群は、1月のしぶんぎ座流星群、12月のふたご座流星群と並ぶ3大流星群の1つだ。

国立天文台によると、2022年のペルセウス座流星群の「極大」、つまり活動が最も活発になる時間帯は8月13日午前10時ごろ。13日の夜明けにかけて、空の暗い場所で観測した場合には、1時間あたり30個程度の流れ星の観測が期待されるという。

ただし、その前後となる11日の夜や13日の夜にかけても、普段よりも多くの流れ星を見ることができる。いずれも21時ごろから流れ星が現れやすくなり、「夜半を過ぎて薄明(日の出前)に近づくにつれて流星の数が多くなる」(国立天文台)という。

週末の天候が不安な地域では、11日夜にも観測にチャレンジしてみても良いかもしれない。

月明かりに負けない明るい流星に期待

天の川

夏は、天の川も見ることができる。流れ星に限らず、晴れた日には夜空を見上げてみるのも良いかもしれない。

撮影:三ツ村崇志

ペルセウス座流星群は、他の3大流星群である、ふたご座流星群としぶんぎ座流星群と異なり、夏に見られることから、寒さなどの心配をしなくても良い、観測しやすい流星群だ。

ただ残念なことに、今年は8月12日が「満月」。

東京の場合、月の見え始め(月の出)が19時ごろで、月が地平線に沈む(月の入り)は翌朝の午前4時半ごろ。日の出が午前5時ごろであることを考えると、一晩中、満月の月明かりに照らされるため、観測条件はそこまで良いとは言えない。

実際に観測にチャレンジしようという人は、月明かりや街明かりが目に入らないような場所で観測してみてほしい。

また、「ペルセウス座流星群では月明かりに負けない明るい流星も出現しますので、期待しましょう」(国立天文台)と、明るい流れ星の期待もある。

星座早見盤

8月13日午前3時の星座の位置関係。

画像:国立天文台

流れ星は、北の空に見えるペルセウス座付近を中心に、放射状に空全体に広がっていく。この中心点を「放射点」という。

ペルセウス座は、「W」の形で知られている「カシオペア座」の近く。放射点は、カシオペア座の「W」の左付近だ(上の図の「放射点」を参照)。

ただし流れ星は空全体に現れるため、放射点の周辺だけではなく夜空をまんべんなく見渡すのが多くの流れ星を見つけるコツだ。

なお、2021年には、見頃と言われている日の約1日半後に、例年の極大時の2倍以上に達する予想外の活動が観測された。

国立天文台は、「今年、2022年に地球が同じ位置関係となるのは、14日深夜23時台です。2021年と同じような予想外の極大が起こる可能性は高くはありませんが、予想のできない活動もありうるということを頭に入れて観察するのもよいでしょう」としている。

この週末にかけて見頃を迎えるペルセウス座流星群。

あいにく太平洋沖に発生した熱帯低気圧が台風8号に発達して、週末には関東を直撃するとの予報も出ている。天候や熱中症に注意しながら、ぜひ流れ星の観測にチャレンジしてみて欲しい。

(文・三ツ村崇志

●参考

国立天文台ほしぞら情報

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