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ハワイ線は昨年比13倍。ANA、JALがお盆の航空機利用実績を公開

飛行機

KITTIKUN YOKSAP / Shutterstock

全日本空輸(ANA)日本航空(JAL)は8月17日、2022年度のお盆期間(8月6日〜16日)の航空機の利用実績を公開した。

国内における新型コロナウイルスの感染状況は、7月以降悪化の一途をたどっていたものの、3年ぶりに行動制限が課されなかったお盆だった。多くの人が帰省や旅行に繰り出した様子が報じられた。

実際、2021年比の総旅客数は、国内線だとANAで178%、JALで206%。国際線ではさらに増加し、ANAで440%、JALだと457%という結果だった。

お盆期間のANAの利用実績。

お盆期間のANAの利用実績。

出典:ANA

お盆期間のJALの利用実績。

お盆期間のJALの利用実績。

出典:JAL

一方で、新型コロナウイルスの流行前である2019年と比較すると、総旅客数は国内線で約8割強、国際線で4割程度と、以前の水準とまではいかないものの、かなり戻りつつあることが分かる。

ANA、JALともに国内線で最も旅客数が多かったのは、九州地方。次いで北海道地方。国際線だとアジア・オセアニア地域が最も多く、次が北米だった。

なお国内線では、ANA、JALともに、8月14日がコロナ禍始まって以来最高の旅客数を記録。

ANAは「新型コロナウイルス第7波で感染者数が過去最多となりましたが、行動制限がなく、予約数は増加し続けました。その結果、旅客数は前年比1.8倍、コロナ前の7割強まで回復しました」、JALは「特に、本土=沖縄線は新型コロナ感染拡大前の2019年並みの実績となり、需要の戻りを改めて実感する結果となりました」とそれぞれコメントを発表している。

また、国外線についても、

「日本発着の需要については水際対策の影響が続いていますが、各国で入国規制が緩和・撤廃されていることから、北米・アジア間の接続需要が好調に推移しました。7月より週2往復にて就航再開したFLYING HONU(成田=ホノルル)もご好評をいただき、ピーク日では、ほぼ満席のご利用を頂きました」(ANA)


「方面別では、特に、北米線、欧州線、東南アジア線、ハワイ線のご利用が多く、中でもハワイ線は前年比で約13倍となりました。日別のピークでは、日本出発が8月6日~7日、日本到着は満遍なくご搭乗いただいています。」(JAL)

と、回復基調にあることが伺える。

コロナ禍で大きな打撃を受けた航空会社や各地の観光地からすると、「やっと戻ってきた」というのが正直なところだろう。

一方で、国内の感染者数は7月以降に急増。お盆前には、東京都で連日3万人を超える数の陽性者が確認されるなど、医療現場からは悲痛な声も聞こてくる。

これから先、経済活動をさらに加速させていくためにも、あらためてワクチンの接種や基本となる対策、発熱などの症状が出た際に無理しないことなど、気をつけるべきことは押さえておいて欲しい。

(文・三ツ村崇志

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