フランス、パリ(2022年4月)。
REUTERS/Gonzalo Fuentes
- 大雨に見舞われたフランスの首都パリで洪水が発生した。SNSに投稿された動画は、水であふれた街の中を苦労しながら移動する人々の様子を捉えている。
- 8月16日(現地時間)、パリの街は大雨の影響で水浸しになった。フランスでは何カ月も干ばつが続いていた。
- ツイッターに投稿された動画の中には、次々と水が入ってくる公共バスの車内の様子を捉えたものもある。
各地で干ばつが続いていたフランスでは8月16日夜、首都パリが大雨に見舞われ、道路や地下鉄の駅、バスまでもが水浸しになった。
フランスのBFM TVは、パリの複数の地域で16日だけで最大15日分の雨が降ったと報じている。
有志が運営するツイッターの天気に関するアカウントは、パリの観測所では1時間で44ミリの雨量を記録したと伝えている。
ツイッターに投稿された動画は、水であふれた街の中を苦労しながら移動する人々の様子を捉えている。
大雨のディズニーランド・パリでは、慌てて雨から逃れようとする人たちの姿も。
AFP通信の記者が投稿した動画は、公共バスに次々と水が入ってくる様子を捉えている。
パリの公共交通機関を運営しているパリ交通公団(RATP)は、洪水の影響で8つの地下鉄の駅を閉鎖した。
フランスはこの夏、気温が38度近くまで上がるなど、猛烈な熱波に見舞われている。
(翻訳、編集:山口佳美)