無料のメールマガジンに登録

平日17時にBusiness Insider Japanのメルマガをお届け。利用規約を確認


タブレットを使って最難関校も目指せる…「Z会の通信教育」を4年間受講してきた、小4息子と母の奮闘記

DSC06657-scaled

Photo:中川真知子

こちらの記事は、ROOMIEから一部編集の上、転載しています。

「Z会」

この言葉を聞いて、何を思うだろう? 筆者の頭に1番に思い浮かぶのが「難しい」、次に「真面目」だ。

筆者が学生の頃にZ会をやっていた子は飛び抜けて頭が良く、優等生ばかりだった。学生生活は楽しけばいい、と遊び呆けていた自分は、Z会でコツコツ学べる子を純粋に尊敬していたし、憧れてもいた。

だから、息子が小学校1年生になって家庭学習を……、と考えたときに真っ先に思ったのが「Z会」だった。

今回はZ会の通信講座に憧れた筆者が、現在小学4年生の息子と歩んできた4年間の奮闘記をお届けする。

DSC06656-scaled

Photo:中川真知子

Z会はこんな家庭にオススメ

まず第一に、通信教育で難関学校合格を目指したいご家庭だろう。中学合格実績は他社の通信教育と比較しても頭ひとつ飛び抜けている。最難関校も目指せるのは頼もしい限りだ。

また、「まずは難しいところから始めてみて辛くなったらレベルを下げれば良い」という考えのご家庭にも向いている。

Z会は「中学受験コース」が塾並みの内容であるのはもちろんだが、「小学生コース」や「小学生タブレットコース」でも、学校の授業より若干進んだ内容を学ぶ。

だが、難しいと言っても、低学年から受講すれば、その難しさが自分にとってのスタンダードになるからハードルはぐんと下がる。

今受講している通信教育では物足りないようだ。だが塾は選択肢に入れていない」というご家庭にもいいだろう。

筆者の場合はこれらに「(保護者が)Z会に憧れているから」というのも加わる。親のエゴであるのは重々承知しているが、Z会を受講させることで息子の学習面にどんな変化が起きるのかを側で見届ける好奇心を抑えることができなかった。

保護者の関与はどれくらい必要か 

2022-06-14_09-03-06_000-scaled

Photo:中川真知子

小学生コース1・2年生は、理科と社会の布石となる「経験学習」があり、保護者と一緒に体験するのが前提となっている。一方で、算数と国語の教材は子どもだけでもこなせるだろう。

中学年からは一気に難易度が上がり、自分ひとりで進めるのが難しいと感じるお子さんも出てくるかもしれない。筆者の場合、理解できるように指導したり、同じことを繰り返し質問して知識の定着をはかったりしているので、教科によっては毎日30分程度は関わっている

ただ、これは子どもの性格にも大きく依存するだろう。筆者の息子は、人と一緒に勉強したいタイプだが、負けず嫌いで粘り強くコツコツ進められるお子さんなら、保護者は採点程度の関わりでも大丈夫かもしれない。

この他、定期的に保護者宛にお便りが届いたり、Z会の会員ページが更新されたりするので、目を通すのが良いだろう。褒め方や採点のコツなどが紹介されていて、アンガーマネジメントにも一役買ってくれる。

紙からタブレットに変更してみて

2022-06-14_08-59-42_000-scaled

Photo:中川真知子

「小学生コース」は印刷された教材を使う「小学生コース」と、教材も提出物もアプリで管理する「小学生タブレットコース」のどちらかを選択可能だ。

筆者は、できる限りスクリーンタイムを少なくしたいと考えて「小学生コース」を受講させていたが、3年生の夏休み明けに「小学生タブレットコース」に変更した。

この経験を踏まえて「小学生タブレットコース」のメリットとデメリットを紹介したいと思う。

タブレットのメリット

・勉強に費やした時間や、こなした数が表示されるので、親が進捗や理解の度合いを把握しやすい。

・契約時に難易度を選ぶ必要がない。子どもの正解率に併せて、少し難易度の高い問題が追加で表示される。

・遊び感覚で地理が学べる。

・スケジュール管理が楽。

・丸つけの手間がない。

・「てんさく先生」への提出が楽。

・教材管理が本当に楽。数年分の教材がタブレットの中に収まる。

・綺麗な字を書かないと認識してもらえないので、必然的に綺麗な字を書く練習ができる。

タブレットのデメリット

・スクリーンタイムが増える(勉強時間は最低でも15分)。

・勉強からスクリーンの遊びへの移行がシームレスだから親が把握しにくい。

・答えと考え方にアクセスしやすく、わかったつもりになってしまう。

・初期投資としてタブレットを用意する必要がある。

こうやって書き出すと、タブレットコースはメリットだらけのようだが、答えと考え方にアクセスしやすいために算数と国語の答えを丸写しただけの状態が1カ月以上続いていたり、その日のスケジュールをこなしたと言いつつも、実は何日も放置していたり、なんてことがあった。

机やテーブルの上に教材を広げなければならない「小学生コース」と異なり、タブレットだとソファや床に寝転んだり仰向けになったりの姿勢でもできるため、私の目が行き届かなくなっていたのが原因のひとつにあげられる。

ただ、デメリットをカバーして軌道修正する機能も用意されていた。

「学習カレンダー」と「がんばるBOX」

A8B2FFCA-D491-4780-85ED-4F21B0F79844

Photo:中川真知子

「学習カレンダー」には、その日にこなすべき教科が表示され、終われば自動的にスタンプがつく。その月が終わっても、こなせていなければ終わっていないものは画面右側の「がんばるBOX」に表示される。

FAF9D2B1-38AA-489D-AF5B-A061EF6D6E5C

Photo:中川真知子

また、勉強時間を見れば大体どの単元で躓き始めたのかがわかる。我が家の場合、練習問題を2、3分で終わらせていたら声かけのタイミングだ。

タブレットコースで一際気に入っているのが、「遊び感覚で地理が学べる」ことだ。学習すると「ぷちぽ」というポイントが貯まるのだが、これがある程度溜まるとすごろくのように地理を進ませることができるのだ。

708D0A7C-1FEA-43D2-B7A2-7951EA9DA307

Photo:中川真知子

スタートは沖縄。「ぷちぽ」が溜まると沖縄→鹿児島→宮崎と北上し、その県の特徴を一緒に覚えることができる。息子はこれが好きで、「ぷちぽ」を獲得するたびに進み具合を確認するほど楽しみにしている。遊び感覚で地理を覚えるので、地理が苦手だった筆者は羨ましく感じている。

途中で中学受験コースに変更したい場合は?

2022-06-12_15-12-34_000-scaled

Photo:中川真知子

途中でコースを変更することは可能です。

ただ、「小学生コース」と「中学受験コース」では授業内容の進み具合が違うので、追いつくための努力は覚悟しておくほうがいいだろう。特に算数は、約1年くらいの開きがでてしまうため、自力で学ぶ必要がある。

そういうお子さんのために、『Z会中学受験シリーズ 入試算数の基礎30』という、中学受験コース3・4年生の学習内容を効率よく学習できるように編集された教材が用意されている。この教材を使ってキャッチアップできれば、「小学生コース」から「中学受験コース」への変更も可能だろう。

2022-06-12_15-14-52_000-scaled

Photo:中川真知子

ちなみに、算数以外の教科の進み具合はほとんど変わらないと伺っているが、実際に息子に「中学受験コース」の理科の授業を受けてもらったところ「習っていないことがでてきて難しいと思った」と言った。これを「やりがいがある」と感じられたら、楽しく受験勉強してもらえるかもしれない。

Z会を受講してどう思っているのか

筆者は満足している。

授業の内容は学年が上がるごとに難しくなるが、息子はこれが当たり前だと思ってこなしている。4年生ならついていけるようだ。

「てんさく先生」による解説は明瞭で、随所に「勉強習慣をつけさせるための工夫」と「いかに文章だけで勉強を遠隔サポートするかの熱意」が感じられる。小学校低学年のテキストには、保護者向けに「どう褒めるか」「どう回答されていれば点数につながるか」「指導の方法」などが書かれているために、安心感が得られる。

「Z会」と聞くと、「頭のいい子の通信教育」と構えてしまう人は少なくないと思う。しかし、幼稚園や小学校低学年から受講すればハードルは格段と下がるし、徐々に上がっていく難易度にも対応しやすいと感じている。

我が家の場合は息子が本気で退会を望むまで続けるつもりだ。だから会費も12ヶ月一括払い15%オフになる)を選んでいる。もし、Z会が気になっているけれど続けられるか心配という方は、筆者のように親子で必死に食らいつきつつ楽しんで学んでいる人たちもいるのを思い出し、ハードルを下げてみてほしい。

(文、写真・中川真知子)

注:この記事のリンクを経由して製品を購入すると、アフィリエイト契約により編集部が一定割合の利益を得ます。

Popular

あわせて読みたい

BUSINESS INSIDER JAPAN PRESS RELEASE - 取材の依頼などはこちらから送付して下さい

広告のお問い合わせ・媒体資料のお申し込み