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物件を購入せずに不動産収入から年1億円以上の利益を得た23歳の投資法

デレク・チャンは大学を中退し、賃貸アービトラージのビジネスを立ち上げた。

Derek Cheung

デレク・チャン(Derek Cheung)が不動産投資の世界に飛び込んだのは2019年2月、テキサス州オースティンで2つの物件の賃貸契約を結んだときだ。

当時はテキサス大学オースティン校に通い、寮生活を送りながら経営学と金融学の2つの学士号取得を目指す学生で、学費はローンでまかなっていた。

チャンは将来的には就職せずに、自ら事業を興したいと思っていた。ロバート・キヨサキの『金持ち父さん貧乏父さん』を読んで以来、起業家になることをずっと夢見ていたからだ。しかし、反対を恐れて両親には言えないままだった。

そんなチャンが、賃貸住宅を短期賃貸として転貸する「賃貸アービトラージ」という手法を知ったのは、ある投資会社でインターンシップをしていた時だった。会議の席上、パートナーから、自社で所有していない短期賃貸物件を管理するソンダー(Sonder)という会社の存在を聞いたのだ。

チャンが不動産投資の中でも特に賃貸アービトラージに興味を持った理由は、その参入障壁の低さにある。この手法を活用して自営業を営んだり、経済的自由という目標を達成したりしている人たちがいることも知った。

また、ソンダーの創業者であるフランシス・デビッドソン(Francis Davidson)が、自分と同じく大学の寮生時代に会社を興したことにも触発されたという。

結果として、この会議がチャンの人生を変えることになった。数週間のうちに最初の2軒のアパートを契約し、賃貸アービトラージを始めて3年目の2021年までにはアメリカ国内で50以上の物件を契約した。

Insiderが確認した損益計算書によると、チャンの会社「Hikaru LLC」は2021年、売上高198万ドル(約2億7100万円、1ドル=137円換算)、純利益75万ドル(約1億200万円)を計上している。

なお、同期間の経費は124万ドル(約1億7000万円)で、最も多かったのが家賃だ。実に約50万ドル(約6850万円)にも上る。2番目は12万ドル(約1640万円)の清掃費で、その他には物件の修繕費および維持管理費4万ドル(約550万円)、不動産管理者費5万ドル(約690万円)、広告費1万ドル(約140万円)と続く。

物件を購入せずに転貸するというビジネスを、チャンはどのように始め、拡大していったのだろうか?

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