Facebook、アクセンチュアの契約社員60人を突然解雇へ。成長の鈍化と収益悪化が影響か

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コンサルティング大手のアクセンチュアは、テキサス州オースティンにあるメタの事務所に勤務する契約社員約60人に対し、近日中に業務を打ち切ると伝えたことがInsiderの取材で分かった。

これらの契約社員は、アクセンチュアを通じてFacebookの業務に従事している。アクセンチュアはFacebookを運営するメタと年間5億ドル(約680億円、1ドル=136円換算)の契約を締結し、コンテンツのモデレーションやビジネス・インテグリティ・サービスなどのサービス業務を行う時間給のスタッフを提供している。

この契約社員たちがFacebookから請け負っている仕事から外されることを知ったのは、アクセンチュアの代表者が2022年8月16日に行ったビデオ会議でのことだったと、この会議の内容を知る人物はInsiderの取材に対し説明する。Insiderが確認した情報では、アクセンチュアはこの発表により影響を受けた契約社員に対し、他の業務や社内の「直接異動」をすぐに提案することはしていない。

アクセンチュアは、現在の業務が2022年9月2日で打ち切りになるとして、これらの契約社員が希望すれば同社で空きのある業務に「応募」できるものとした。しかし、その再応募の手続きには新たな面接があり、業務が打ち切りになる人材を再雇用する「保証はない」という。

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