Photo:中川真知子
仕事柄、座りっぱなしなので下半身の衰えが顕著だ。
シルエットの変化だけでなく、健康面も心配になってきた。これまでにも、簡単なエクササイズグッズは使ってきたが、さらなる“ながらエクササイズ”を実践するべく、履くだけで体幹立ちができるスリッパを試すことにした。
「Sliet(スリエット)」おすすめポイント
・履くだけで体幹を整えてくれる
・立体のインソールが心地いい
・立っている時間が運動に変わる
体幹を整えるスリッパ
Photo:中川真知子
アウトレットファニチャーの「Sliet(スリエット)」は、アウトソールに高低差があり、重心を後ろに意識させるユニークなアイテムだ。
販売ページの説明によると、下腹、ヒップ、ふくらはぎを鍛えて、美しい立ち姿に導いてくれるそうだ。
Photo:中川真知子
「Sliet」(左)と普通のスリッパ(右)を履いて、比較してみた。後者の写真は、猫背気味に見える。
一方前者は、履いた瞬間から下腹に圧がかかるのがわかる。また、猫背気味だったのが自然とキレイな姿勢になった。心なしか、ふくらはぎもピンと張っていないだろうか。
ヒップや太ももは、階段を上がるときに負荷がかかっているのを感じる。普通に履いている分には意識させられるほどではないかもしれない。
立体インソールが気持ちいい
Photo:中川真知子
土踏まずをサポートする立体的なインソールは、脱げにくく足が疲れにくい仕様。
筆者は立ち仕事の時間が短いので、疲れにくいかどうかを実感できていないのだが、座っているときでも土踏まずを支えられているのは心地いい。
また、筆者は平たいインソールを長時間履くと足の裏がつることがあるが、「Sliet」なら頻度が減ってくれるだろうと期待している。
立っている時間が運動になる
Photo:中川真知子
角度がついているので、立っているときに前後に体重を移動させて簡単な運動をしている。
腹部に力が入り、ふくらはぎも伸びるから、ちょっと前後運動するだけでも負荷を感じる。続ければボディラインを整えられるかもしれない。
今では気に入って履いている「Sliet」だが、慣れるのには少し時間がかかった。特徴的なソールの形状をしているだけでなく、厚底なので、階段の昇降では慣れない足運びにつまずきそうになったこともある。
しかし、1週間もすれば歩き方を覚え、むしろ普通のスリッパを歩きにくいと思うようになった。
履くだけで、トイレ休憩や家事の合間に体幹立ちのトレーニングを取り入れられるのは運動不足が気になる人にとってありがたいだろう。
※表示価格は執筆時のもの。変更や売り切れの可能性もありますので、それぞれ販売ページでご確認ください
「Sliet(スリエット)」おすすめポイント
・履くだけで体幹を整えてくれる
・立体のインソールが心地いい
・立っている時間が運動に変わる
商品のデザインや仕様、パッケージなどは執筆当時のものです。変更されている場合がございます。