パナマ沖に建設中の水上住宅は約30万ドルから…未来的なポッドハウスを見てみよう

• 海面から3メートルの高さに浮かぶ｢リビングポッド｣を建設している企業がある。
• オーシャンビルダーズのポッドハウスはアップグレードも可能で、最高価格は150万ドルだ。
• パナマのリントン・ベイ・マリーナにある73平方メートルのポッドハウスには2人が居住可能。

パナマに拠点を置くオーシャンビルダーズ（Ocean Builders）が海に浮かぶポッドハウス｢シーポッド（SeaPod）｣を建設中だ

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オーシャンビルダーズのミッションは、海を｢エコ-サステイナブル・パラダイス｣にするための技術開発だという

オーシャンビルダーズによると、このポッドハウスは｢水中に影を作って海の生き物を集める装置としても機能する｣という

サンゴの成長によって数年後には｢豊かな水中生態系｣が形成されると同社は述べている

オーシャンビルダーズがパナマのリントン・ベイ・マリーナで建設しているのは、鋼管を使用して水上3メートルに浮かぶポッドハウスだ

73平方メートルの水上の住宅は、今も新たな機能を開発中で、アップグレードも可能だ

オーシャンビルダーズのグラント・ロマント（Grant Romundt）CEOは、｢陸上で生活しているような、そしてそれ以上の体験ができる水上の住宅を設計した｣とCNNトラベルに話している

このポッドハウスの価格は、29万5000ドル（約4000万円）から150万ドル（約2億円）だ

ポッドハウスは洗練されたミニマルなデザインだ

主寝室からは｢比類なきパノラマビュー｣が広がる

オーシャンビルダーズは、トイレの排泄物を無害な灰に変え、発生した熱で温水を作る焼却炉も開発している

ロマントCEOはCNN トラベルの取材に対し、｢居住者は配達用ドローンを使って食料品などを受け取ることになるだろう｣と話している。また、自動運転船がゴミを回収し、大型の物資の配送を行うという

オーシャンビルダーズでは、環境に配慮しているという｢グリーンポッド（GreenPod）｣と｢エコポッド（EcoPod）｣も提供している

計画通りに進めば、最初の100棟のポッドハウスの購入者は2023年末までに入居することができる。また2024年はさらに1000棟の増産も予定されているとCNNトラベルは報じている

オーシャンビルダーズのシーポッドは、今後数年で発売が予定されている水上住宅のひとつだ。ドバイ沖ではクラインディエンスト・グループ（Kleindienst Group）が50億ドル（約6857億円）規模のメガリゾートの一部として水中ベッドルームのある｢フローティング・シーホース (Floating Seahorse)｣を開発中だ

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［原文：Take a look at these futuristic floating 'living pods' being built in Panama that cost up to $1.5 million］

（翻訳：大場真由子、編集：Toshihiko Inoue）