無料のメールマガジンに登録

平日17時にBusiness Insider Japanのメルマガをお届け。利用規約を確認


ドイツとデンマーク、バルト海の風力発電に90億ドルを投資…ロシア依存からの脱却に向けた第一歩

ドイツのリューゲン島とデンマークのボーンホルム島の間にあるバルト海に設置された風力発電のタービン。

ドイツのリューゲン島とデンマークのボーンホルム島の間にあるバルト海に設置された風力発電のタービン。

Jens Büttner/picture alliance via Getty Images

  • ドイツとデンマークは、バルト海における洋上風力発電を促進することで合意した。
  • 風力発電で最大450万世帯をまかなう3ギガワットの電力を作る計画だ。
  • 両国は、ロシア産天然ガスや石油への依存解消に向けた第一歩だと述べている。

ドイツとデンマークは、2030年までに最大で450万世帯の電力を供給できるようになるという、バルト海の洋上風力発電施設の建設に90億ドルを投じることで合意した。

デンマーク政府のエネルギー・気候担当部署であるState of Greenによると、2022年8月29日に発表されたこの契約には、デンマークが計画しているボーンホルム島の風力発電の容量を2ギガワットから3ギガワットに増強することが含まれている。

また、ロシアの天然ガスや石油への依存を減らすために、ボーンホルム島の洋上発電からドイツの送電網までをつなぐ292マイル(約470km)の海底ケーブルも含まれる。

現在、デンマークは1.5ギガワット、ドイツは1ギガワットの洋上風力発電能力をバルト海に有しており、この地域の風力発電の90%以上を占めているという。

風力発電に接続するインフラのコストは30億ドル(約4200億円)で、風力発電の増強には60億ドル(約8400億円)が必要だとするデンマーク政府の発言をブルームバーグは報じている。

8月29日のState of Greenの発表で、デンマークのダン・ヨルゲンセン(Dan Jørgensen)気候・エネルギー相はこのプロジェクトについて、国際協力がこれまで以上に急務になっている中での「エネルギー史における転機」と表現した。一方、ドイツのロベルト・ハーベック(Robert Habeck)経済・気候保護相は、このフラッグシップ・プロジェクトがヨーロッパの「エネルギーの安全保障と気候ニュートラル」達成の助けになるだろうと述べた。

  • Twitter
  • Facebook
  • LINE
  • LinkedIn
  • クリップボードにコピー
  • ×
  • …

Popular

あわせて読みたい

BUSINESS INSIDER JAPAN PRESS RELEASE - 取材の依頼などはこちらから送付して下さい

広告のお問い合わせ・媒体資料のお申し込み