バーチャル空間の「oVice」が45億円調達。コクヨと提携しサービス開発も

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oViceが手がけるバーチャル空間

oVice

バーチャル空間を手がけるoVice (オヴィス、石川県七尾市)は8月31日、シリーズBラウンドで45億円を調達したと発表した。One Capitalなど既存投資家や新規の海外投資家などを引受先とした第三者割当増資による40億円に加え、みずほ銀行などからの融資5億円も含まれる。

調達資金はアメリカなどへの海外展開に充てるほか、サービスの機能強化や人材採用にも振り向ける。

また同日、コクヨと業務提携したことも発表。両社で、リモートワークの普及によりオフィスと在宅で分散した人と情報をつなぐ「デジタルワークプレイス」の事業化を目指すとした。

oViceは2020年2月設立で、バーチャル空間サービス「oVice」を展開する。利用者は空間上で自分のアバターを動かし、相手のアバターに近づけることで会話ができる。バーチャルオフィスやイベント、オープンキャンパスなどで利用され、8月時点の発行スペース数は3万件を突破している。

(文・Strainer

"Strainer"より転載(2022年8月31日公開

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