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ややこしい冷たいドリンクが原因? スターバックス、バリスタの25%は3カ月以内に離職

スターバックス

Ramin Talaie/Corbis via Getty Images

  • アメリカのスターバックスでは、バリスタの4分の1が仕事を始めてから3カ月以内に辞めていると、ウォール・ストリート・ジャーナルが報じた。パンデミック前よりも10%増えているという。
  • CEOのハワード・シュルツ氏は、冷たいドリンクの作り方のややこしさが原因の1つかもしれないと話している。
  • スターバックスは新たな店舗レイアウトや冷たいドリンクのよりスピーディーな作り方を試している。

アメリカのスターバックスでは、バリスタの離職が増加している —— 顧客のとどまるところを知らない冷たいドリンクへの渇望がその一因かもしれないと、同社幹部は話している。

スターバックスのデータによると、バリスタの25%が仕事を始めてから3カ月以内に辞めていると、ウォール・ストリート・ジャーナルが報じた。パンデミック前よりも10%増えているという。アメリカのスターバックスでは、待遇改善を求めて各地で労働組合を結成する動きが広まっている。

同社のCEOハワード・シュルツ氏はウォール・ストリート・ジャーナルの取材に、離職率が上がっている原因として、アイスドリンク人気の高さを挙げた。アイスドリンクを作るのは、ホットドリンクを作るよりも手間がかかるという —— 頻繁に氷を補充したり、ドリンクを作るのにいくつもの手順を踏まなければならないからだ。

「冷たいドリンクの(作り方の)ややこしさが原因だろう」とシュルツ氏は語った。

「わたしたちは改善に取り組んでいる。新しい店舗デザインもゼロから考えている」

スターバックスは今、従業員の定着率向上に取り組んでいる。8月の時給アップに続き、同社は店のレイアウトからメニューまで、バリスタの仕事のあり方を一から見直している。

ウォール・ストリート・ジャーナルによると、スターバックスはオペレーション改善のため、シアトル本社にある広さ2万平方フィート(約1900平方メートル)のラボで、新たな店舗デザインや冷たいドリンクのよりスピーディーな作り方を試しているという。

同紙の取材にスターバックスの従業員らは、これまで平均1200人だった1日あたりの来客数が今では1500人近くに増えるなど、需要が高まり続ける中で、改革は延び延びになっていると話した。

スターバックスはこれまで客が自由に利用できるようにしていたトイレを閉鎖するなど、安全な店舗運営でも苦戦している。店内での客の薬物使用といった「困難な事件」を理由に、8月下旬までに計18店舗の閉店も発表した。

「慎重に検討した結果、わたしたちはより安全な条件で新しい店舗をオープンするため、営業の継続を危険にする、困難な事件が多発している一部店舗を閉めることにしました」とスターバックスの広報担当者はInsiderに語っていた。

[原文:A quarter of Starbucks baristas quit their job within 3 months and complicated iced coffee drinks might be to blame

(翻訳、編集:山口佳美)

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