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- 健康にとって重要なタンパク質は、満腹感も与えてくれる。
- タンパク質の入った間食も血糖値を安定させる助けになると、栄養士のキンバリー・ニーブ(Kimberley Neve)氏は話している。
- タンパク質が豊富な間食としては「スライスしたりんごとチーズ」や「オーツ麦入りのギリシャヨーグルト」などが挙げられる。
満腹感を与えてくれるタンパク質は、活力の維持にも役立つ
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タンパク質は炭水化物、脂質と並ぶ三大栄養素の1つだ。
特にワークアウトをしている人や脂肪を落としたい人にとって、タンパク質の十分な摂取は有用だ —— 筋肉の回復と成長、カロリー不足の状態でも筋肉を維持する助けになる。
「タンパク質は筋肉を作り、維持するだけではありません(そのために不可欠な栄養素ではあるものの)。酵素反応から抗体形成まで、あなたのからだのさまざまなプロセスに関係しているのです」と栄養士のキンバリー・ニーブ氏はInsiderに語った。
タンパク質の効果を最大限に引き出すには、1日の間食や食事を通じてタンパク質を間隔を空けて摂取するのが良いと研究は示している。
間食にタンパク質を取り入れると、1日を通じて血糖値を安定させ、活力を維持し、空腹感を抑える助けにもなるとニーブ氏は話している。
ニーブ氏が薦める、お腹が空いて次の食事まで待てない時のためのタンパク質が豊富な間食を紹介しよう。
オーツ麦とフルーツを添えたギリシャヨーグルト
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バランスの取れた間食(または朝食)にニーブ氏が薦めるのが、低糖質のミューズリー(ドライフルーツなどを混ぜたシリアル)またはオーツ麦、ナッツ/シード類、果物を添えたギリシャヨーグルトだ。
ヨーグルトはタンパク質が豊富で、オーツ麦はゆっくりとエネルギーになる(タンパク質も含まれている)。
「ナッツ/シード類には少量のタンパク質の他、食物繊維、ビタミン、ミネラルが含まれていて、果物も味や香りが良いだけでなく、ビタミンとミネラルを含んでいます」とニーブ氏は言う。
同氏はアイスランドのスキール(skyr)といったタンパク質豊富な乳製品もお薦めしているが、低糖質のものを選ぶようアドバイスしている。
クラッカーや野菜を添えたフムスまたは低脂肪のクリームチーズ
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ひよこ豆をペースト状にしたフムスまたは低脂肪のクリームチーズをカットした野菜、クラッカー、トーストのディップとして使うのがお薦めだとニーブ氏は話している。
「フムスは植物由来の素晴らしいタンパク源で、食物繊維も豊富なので満腹感が続きます」
野菜は毎日積極的に食べることが推奨されていて、クラッカーやトーストはエネルギーになる。満腹感を維持するには、全粒粉のものを選ぼうと、ニーブ氏はアドバイスしている。
りんごまたはブドウをチェダーチーズと一緒に
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フルーツにチェダーチーズをプラスすることで、満腹感がより長く続くだろう。
「準備するのも簡単ですし、フルーツだけで食べるよりも美味しく、チーズに含まれる脂質とタンパク質が消化速度を遅らせるので満腹感がより長く続くでしょう」とニーブ氏は話している。
ベビーベルチーズ
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ベビーベルのような小さなチーズや小分けのプロテインヨーグルトは、手軽に持ち運べる良い選択肢だとニーブ氏は話している。
ちょっとだけお腹が空いた時や急いでいる時でも、タンパク質を取りたいという人にお薦めだという。
「シンプルなおやつを… と思うと、わたしたちはついつい炭水化物を選びがちですが、(これらのチーズやヨーグルトは)タンパク質を優先させた、簡単に持ち運びのできる素晴らしい間食です」
[原文:4 high-protein snacks to eat when you're hungry between meals, nutritionist approved]
(翻訳、編集:山口佳美)
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