チャールズ皇太子とエリザベス女王(2022年6月)
REUTERS/HANNAH MCKAY
イギリスではエリザベス女王の死去に伴い、チャールズ皇太子(73)が新国王「チャールズ3世」として即位した。イギリスのアンセム「God Save the Queen(神よ、女王を守り給え)」は70年ぶりに「God Save the King(神よ、国王を守り給え)」となる。
女王の死去を受けて、チャールズ3世は声明を発表。「最愛の母である女王陛下の死は、私と私の家族全員にとって、この上なく悲しい瞬間です」と女王の死去を悼んだ。
その上で、自身と家族は「女王が広く尊敬され、深い愛情を持たれていたことを知ることで、慰め、支えられていくことでしょう」と綴った。
声明全文と日本語訳は以下の通り。
エリザベス女王の死去を受けて、新国王チャールズ3世が発表した声明。
Twitter/@RoyalFamily
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最愛の母である女王陛下の死は、私と私の家族全員にとって、この上なく悲しい瞬間です。
私達は、大切な君主であり、多くの人に愛された母の死を深く悼みます。
女王を失ったことは、この国全体、王国(英と同じく女王が元首を務める14カ国)とコモンウェルス(イギリス連邦)、そして世界中の無数の人々によって深い悲しみをもって受け止められているでしょう。
この服喪と変化の時期に、私と私の家族は、女王が広く尊敬され、深い愛情を持たれていたことを知ることで、慰め、支えられていくことでしょう。
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※一部追記しました。(2022年9月9日)
(文・吉川慧)