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後輩から起業の相談。やる気を削がずにプランの甘さを指摘できる絶妙な返し方

森本千賀子のその転職の常識間違ってない?

imtmphoto/Shutterstock

今回は、読者の方からのご相談にお答えします。

社会人経験がまだ浅いながら起業に踏み切ろうとしている後輩に対し、どう対応するか、どんなアドバイスをすればいいのか、迷っているとのことです。


Aさん

Aさん

先日、かつての職場の後輩の相談に乗りました。その後輩はまだ社会人2年目なのですが、今度会社を辞めて(話を聞くかぎりけっこうブラックな会社です)起業したいとのことです。

ただ、がんばっているし応援してあげたいと思うものの、話を聞いていて「そんな甘いプランでうまくいくのか?」と正直思ってしまいました。後輩は「まわりの人も『それすごくいいね』と言ってくれる」と言っていましたが、それはあれこれ口出ししてやる気を削ぎたくないとか、真剣にその後輩のことを考えていないから適当にいいねと言っているだけな気がします。

でも結局、その場では自分も「がんばれ」としか言えませんでした。否定的なことを言ってやる気を削ぐのもなぁと。なにより自分自身に起業経験があるわけではないので。

森本さんは起業の相談などもされるのではないかと思いますが、こういう時どうされますか?

(Aさん/30代後半/男性/IT)


「あるある!」と、思わずうなずいてしまいました。

ご想像のとおり、私も起業を考えている方からアドバイスを求められることがよくあります。

年齢にかかわらず、ビジネスパーソンとしても人としても濃密な経験を積んでいて、思考が深い方に対しては、「トライしてみては」と後押しします。

しかし、経験も思考も浅く、「起業することそのものが目的になってしまっているのでは」と感じることが多いのも事実です。

そんな時、私がどのように答えているかをお話ししますね。

本人が問題に気づけるように「問いを立てる」

まずは、起業について本人が考えていることをひととおり聞きます。

そのうえで「甘く考えているな」と感じた場合、頭ごなしに否定することはせず、質問を投げかけるようにしています。

質問をすれば、答えられること・答えられないことが出てきます。それによって、自身が描いているビジネスイメージの解像度が低いことに、本人が気づけるようにするのです。

質問を投げかけるポイントをいくつかご紹介しましょう。

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