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チャールズ国王の引越しで、元の住居のスタッフ100人が失業の危機に

イギリス、ロンドンにあるクラランス・ハウスでスピーチをするチャールズ皇太子(当時)

2007年3月9日、イギリス、ロンドンにあるクラランス・ハウスでスピーチをするチャールズ皇太子(当時)。地方サービスをパブに移行するプロジェクト「パブ・イズ・ザ・ハブ(Pub is the Hub)」の5周年記念のレセプションにて。

Photo by Pool/Anwar Hussein Collection/Getty Images

  • イギリスのガーディアン紙によると、チャールズ新国王に仕えてきた職員が解雇の可能性があるという通告を受けたという。
  • 2022年9月12日、クラレンス・ハウスの職員たちは、故エリザベス女王のための儀式が行われているさなかにその通告を受けたという。
  • 職員の多くはチャールズ新国王とともに新たな住まいに移ると考えていたと同紙は報じている。

2022年9月13日にイギリスのガーディアン(The Guardian)紙が報じたところによると、新国王がバッキンガム宮殿に移る準備に入ったため、ロンドンにあるチャールズの公邸、クラレンス・ハウス(Clarence House)で長年仕えてきた職員たちが失職の危機にあるという。

報道によると、2022年9月12日、エジンバラのセント・ジャイルズ大聖堂で礼拝が行われていたその時に最大100人の職員に解雇通知が出されたという。それは、クラレンス・ハウスの職員たちが、新国王がバッキンガム宮殿へ移り住むために残業をしていた時だった。

職を失う可能性があるのは秘書、経理、広報、家事に業務する職員だとガーディアンは報じている。クラレンス・ハウスの2021-2022年の年次報告書によると、同邸では101人の常勤職員を雇用しているという。

報道によると、国王の側近トップのクライヴ・アルダートン卿(Sir Clive Alderton)から手紙を受け取るまで、多くの職員はチャールズ新国王と一緒に新しい住まいに移るものだと考えていたという。

同紙は、アルダートン卿の手紙のコピーを入手し、チャールズ国王の「役割の変化」が「家事業務にも変化をもたらす」ことでクラレンス・ハウスが閉鎖されると記されていることを確認したという。

「したがって、主にクラレンス・ハウスを拠点とし、ここを支えていたポストの必要性はなくなることが予想される」と文面にあったとガーディアンは報じている。

匿名の関係者は、職員たちは「憤慨している」と同紙に語っている。

「職員は皆、エリザベス女王の死去に対応するために9月8日から毎晩遅くまで勤務していたのに、こんな目に遭うなんて。彼らは目に見えて動揺していた」

アルダートン卿は、チャールズ国王とカミラ王妃に「直接、個人的なサポートやアドバイス」を提供する一部の職員は、その役割を維持するだろうと付け加えており、最終的な決定はまだ下していないことを認めている。また、9月19日のエリザベス女王の国葬の後に協議が開始される予定だと述べている。

Insiderはクラレンス・ハウスの広報担当者にコメントを求めたが、すぐには回答を得られなかった。だがガーディアンに対しては「一部の人員削減は避けられないだろう」と認めている。広報担当者は、クラレンス・ハウスのできるだけ多くの職員に代わりの役職を見つけるために「緊急に取り組んでいる」と付け加えている。

またガーディアンによると、解雇された職員には再就職の支援と「増額された」退職金が支払われる予定であるという。

チャールズ国王とカミラ王妃が最終的にバッキンガム宮殿をフルタイムでの住居にするかどうか、イギリス王室はまだ決めていない。ガーディアンによると、バッキンガム宮殿に住むことに乗り気でないとされる新国王は、クラレンス・ハウスを個人的な住居として維持しながら、バッキンガム宮殿をより公式な目的で使用するのではないかとも推測されている。

[原文: Up to 100 members of King Charles' staff were told they could lose their jobs as he prepares to move to Buckingham Palace: report

(翻訳:大場真由子、編集:Toshihiko Inoue)

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