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オンライン薬局を手がけるPharmaX(東京都新宿区)は9月13日、約5億円を調達したと発表した。KDDI Open Innovation FundやANRIなどが第三者割当増資を引き受けた。調達資金はサービス開発などに振り向ける方針だ。
PharmaXは2018年創業のスタートアップ。LINEで医療相談や医薬品購入などができるオンライン薬局「YOJO」の運営に加え、"かかりつけ"のオンライン薬局を実現するオペレーションシステムの開発にも取り組んでいる。
医療機関で受診後すぐに、年内に解禁予定の「リモート薬剤師」とスマホで服薬指導を実施し最短当日に薬が届く体制を構築。定期的に患者の服薬状況や飲み合わせなどをフォローアップすることで安心感を提供する。
同日にはYOJO TechnologiesからPharmaXへの社名変更と、KDDIとの業務提携の検討開始も発表。KDDIが展開する健康アプリ「auウェルネス」との連携を想定する。
(文・Strainer)
"Strainer"より転載(2022年9月13日公開)