ネットフリックスの広告モデル導入は「最大の確変」。CM収入頼みのテレビ業界に打つ手はあるか

Netflix

REUTERS/Bing Guan/File Photo

旧来のテレビのキー局は、テレビCMを流して高額の広告料を請求するというビジネスモデルを失いかけている。

視聴者が広告なしのストリーミングサービスに移行し始めた際、テレビ局やケーブルテレビ局は、広告主がこれほど多くの視聴者にアプローチできる手段は他にまず見当たらないと主張し、広告にかける予算を毎年積み上げてきた。

しかし、バリー・ディラーのIT持ち株会社で「デイリー・ビースト」などのメディアを所有するIACのジョーイ・レビン(Joey Levin)CEOは、テレビ局の希少性は失われつつあると見ている。

レビンはInsiderの取材に対し、ネットフリックス(Netflix)が2022年に広告付きストリーミングサービスを開始することで、巨額の利益を生み出すテレビ広告業界全体が大きな影響を受けるだろう、との予測を語る。

「これはオンラインビデオ市場における最大の確変でしょうね。そこには膨大なコンテンツが存在し、そのすべてのコンテンツがのんびりリラックスしながら消費されることになるでしょう」(レビン)

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