エリザベス女王に学ぶ、リーダーシップに関する3つの教訓。愛される指導者はどこが違うのか?

2018年、ロイヤルアスコット競馬大会に馬車で現れたエリザベス女王

2018年のロイヤルアスコット競馬大会に馬車で現れたエリザベス女王。

AP Photo/Tim Ireland

エリザベス女王(エリザベス2世)があのような熱烈な支持を得たのは、単に王冠をかぶっていたからではない。9月8日に崩御した女王は、変化への柔軟性、ブランディング力、そしてチームワーク力を通してレガシーを作り上げたのだ。

そして、そのスキルから私たちが学べるものもきっとある。スイスのIMDビジネススクールでリーダーシップ論と組織変革を教えるマイケル・ワトキンス(Michael Watkins)教授はInsiderのメール取材に応じ、エリザベス女王は「不変性と柔軟性のバランス感覚に優れた」指導者だったと言う。

ワトキンスによると、このような指導者は「原則に忠実で、一貫したコミットメントを持ちつつも、不可避の(時には劇的な)変化に直面した時には柔軟に対応することができる」のだという。

景気後退の脅威や、リモートワークをめぐる不透明な労働環境などのために物事が不安定に感じられる今の時代、こうしたスキルはリーダーにとって特に重要なものだ。

本稿では、エリザベス女王の統治から学ぶことのできるリーダーシップの教訓の中から、最も意義深い3つを紹介する。

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