Photo: 田中宏和
こちらの記事は、ルーミーから一部編集の上、転載しています。
これは、モバイルバッテリーの新時代を開いたと言っても過言ではない。
ストラップ付きでコンセントに直接差し込めて、ACアダプターとしても使えるAnkerの「511 Power Bank」は、使い勝手の良さに特長があるモバイルバッテリー。
“なんとなくカワイイ”みたいなオシャレ感だけのアイテムだと思っていたら、この真価を見誤ってしまうだろう。
今回、注目の「511 Power Bank」をお借りできることになり、さっそく試用してみたが、率直に言って自費購入待ったなしという完成度だった。
カラビナをセットしてどこにでも吊っておける
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「511 Power Bank」をアイコニックに見せているストラップは、長さが絶妙なところがポイント。
今までにも、ストラップホールが付けられたモバイルバッテリーはあったが、一般的なハンディストラップなどを組み合わせると長くなりすぎるという問題があった。つまり、ぶら下げている間に、どこかにぶつけてしまうリスクが高い。
この点、「511 Power Bank」のストラップは、指が3本までしか通らないほどの短さ。
これによって、ムダにブラブラしにくく、それでいて取り回しの良さを犠牲にしていないという、ちょうどいい長さになっているのだ。
Photo: 田中宏和
ボトムスのベルトループや、バッグの汎用ループなどにセットして、あらかじめ繋いでおいたUSB-Cケーブルをすぐ下のポケットにでも突っ込んでおけば、準備OK。
必要なときにサッと取り出し、スマホやアクションカメラの予備バッテリーとして活用できるというわけだ。
各ガジェットに最適なスピードで充電
Photo: 田中宏和
もちろんAnker独自のPowerIQ 3.0(Gen2)も、しっかり搭載。接続デバイスを検知して、そのデバイスが許容できる最高速で充電してくれる。
出どころが怪しいハンディ扇風機など、使用を避けるべきデバイスもあるが、超高速充電対応のスマホから、完全ワイヤレスイヤホンのような極小デバイスまで、何も考えずにサクッとつなぐことが可能だ。
ケーブルレスで直接コンセントに
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充電ケーブルを用意する必要がない、本体格納式のコンセントプラグも、要注目ポイント。
ACアダプタとしても機能するので、自宅のスマホ充電器を「511 Power Bank」に集約してしまうこともできる。
「511 Power Bank」本体への充電より、スマホなど接続機器の充電を優先する仕様になっているので、時間がないときでも、まずスマホから目いっぱい充電可能。
急いで両方を満充電したいときは、別々に充電すればいいだろう。
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ちなみに、本体がそれなりに長く、コンセントに差したときにちょっとジャマになるのは少し気になるところ。
ACアダプタとして利用するときにはケーブルが隣のコンセント上を通ることになるので、この場合、実質的にコンセント2個を占領してしまうことになる。
コンセントに対して横向きになるようにプラグが付けられていたら、この問題は回避可能なので、後継機に期待するとしよう。
以上、気になる点もあるものの、個人的にはメリットのほうが大きいと思われる。容量5000mAhで不足がないなら、買いの一手だ。
なお、以下の表示価格は執筆現在のものです。変更の可能性がありますので、販売ページをご確認ください。
文、写真・田中宏和/Source: Amazon.co.jp
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