ほとんどの人にとっての生活必需品、スマートフォン。かつて「食べているものを聞けば、あなたがどんな人か分かる」と言われたように、今ならスマホからその人の暮らしや嗜好が分かるとも言えそうです。中には、真似したくなるようなスマホ活用術もあるはず……。
Life Insider編集部が注目する人物の「スマホの中身」を紹介する連載を始めます。
第1回は、TeaRoom代表取締役・茶道家の岩本涼さん。岩本さんは9歳で茶道を始め、現在は茶道家として活動しながら、お茶をめぐるさまざまな事業も展開しています。お気に入りのアプリや、スマホを使うときのマイルールなどを教えてもらいました。
岩本涼さんの「スマホのナカミ」は?
提供:岩本涼
会社の代表、茶人としての顔を持つ岩本さんのホーム画面がこちら!
「少しでも気になったアプリはとりあえず試してみる」そうで、インストールしているアプリは300個以上。背景の画像は学生時代に留学先のアメリカ・コロラド州で撮影したそう。
岩本涼さん
たくさんのアプリをダウンロードするがゆえに、画面上は荒れに荒れています(笑)。
平日はスマホにどっぷり、だけど通知は常にオフ
「スマホを常に見て、情報を浴び続けるのは今の時代の特徴なのかなとも思っています。平日はどっぷりその生活をしています」と話す岩本さん。
一方で、休日は意識的にスマホを触らないようにして、ゆっくり思考すべきことに集中するようにしているという。お茶の稽古中や茶会中など、必然的にスマホを見ない時間も多いようだ。
「基本的に、通知は全てオフにしています。目の前のモノやコト・人に対して向き合う時間を取ることも、自分の中では大切な時間になっています」
おすすめしたい「愛用アプリ」3選
「NordVPN」
サイバーセキュリティ企業Nord Securityが提供するVPNサービスアプリ。VPN(バーチャル・プライベート・ネットワーク)を経由することで、セキュリティの安全性を高めることができ、また国・地域によって制限されているコンテンツにもアクセスが可能になる。2年プランを選ぶと月額390円〜。
「アメリカのコンテンツを見る際はVPNを使用しています」(岩本さん)
「ピリカ」
ごみ拾いをした場所を記録したり、誰かと共有したりしながらソーシャルイベント感覚でごみ拾いを楽しめる「ピリカ」。
「ごみ拾いという公益の行動に対して、強いコミュニティが成り立っていて素敵だなと感じます。朝・夜の散歩の時に使っています」(岩本さん)
「Song of Bloom」
2020年にApple Design Awardsを受賞したアートパズルゲーム。デザイン性も高く、スマホならではの操作性や仕掛けが散りばめられている。iPhoneおよびiPadでのみ使うことができ、価格は250円。
「酔った後の暇つぶしに遊んでいます(笑)。UI・UXが最高だと感じるゲームです」(岩本さん)
(文・高橋真紀)