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ウエスト・ヒップ比はBMIよりも有効な指標…脂肪の蓄積場所は病気のリスクと深い関係がある

ウエスト測定

Matelly/Getty Images

  • 健康状態を測るのによく使われるBMIは、正確ではないと主張する医師もいる。
  • 新たな研究によると、病気のリスクを評価するのにより役立つ方法は、ウエストとヒップの比率だという。
  • ウエスト周りを測定することで、心臓病や2型糖尿病に関連する臓器周辺の内蔵脂肪を測定できる。

BMI(ボディマス指数)はもういらないかもしれない。身体組成を見ることで、健康リスクをより正確に評価できる可能性があるという新たな研究が、欧州糖尿病学会の年次総会で発表された。

アイルランドのコーク大学とカナダのマクマスター大学の研究者らは、イギリスの38万人以上の白人居住者のデータを基に、体脂肪の蓄積度の高さやその蓄積場所の早期死亡のリスクとの関連性について分析した。

その結果、これまでの研究と同様に、体脂肪の蓄積度は早期死亡のリスクの高さと関連していることが分かった。

しかしそれ以上に、内臓など腹部周辺に蓄積された脂肪をより正確に示す指標である「ウエスト・ヒップ比(ウエスト周囲径をヒップ周囲径で割った値)」と健康リスクとの間にはさらに強い関連性が見い出された。

ウエスト・ヒップ比の増加と関連する早期死亡のリスクは、BMIと関連する早期死亡のリスクのほぼ2倍にだった。また、このウエスト・ヒップ比と健康リスクとの関連性は、特に男性で顕著だった。

身長と体重の関係から算出される指数であるBMIを用いた健康リスクの測定には限界があるが、この最新の研究結果によってその問題が改善されるかもしれないと、研究プロジェクトの主任研究者でコーク大学医学部の学生であるイルファン・カーン(Irfan Khan)は述べている。

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