Drew Angerer/Getty Images
- メタのザッカーバーグCEOが従業員に対して雇用凍結を告げたと報じられている。
- また、ほとんどのチームの予算が削減されるとも述べたという。
- ザッカーバーグは以前、多くのチームが2022年中に「縮小」すると発言していた。
Facebookやインスタグラム(Instagram)を運営するメタ(Meta)は2022年9月26日、従業員に対して雇用凍結を実施することを伝え、さらなるリストラや予算縮小を警告したという。
ブルームバーグは、同社のマーク・ザッカーバーグCEOが毎週行われるスタッフとのQ&Aセッションで、雇用凍結を発表したと報じた。同CEOは、ほとんどのチームの予算が削減されると述べたという。
メタの広報担当者はInsiderへのコメントを拒否し、ブルームバーグへのコメントも拒否している。
ブルームバーグによると、ザッカーバーグは従業員に対し、「今頃はもっとはっきりと経済が安定していると期待していたが、まだそうとは思えないので、ややコンサバティブな計画を立てたい」と語ったという。
今回の発表は、メタがコスト削減努力の中で、一部の従業員を「30日以内に社内で新しい仕事を見つけるか、退職するか」のリストに載せているというウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)の報道を受けたものだと見られる。
ザッカーバーグは7月の決算報告で、「今後1年間、従業員数の増加を抑えることを計画している」と発言していた。
「多くのチームが縮小していくので、社内の他の分野にエネルギーをシフトすることができる」
9月26日は、長年COOを務めたシェリル・サンドバーグ(Sheryl Sandberg)の最後の出社日だった。サンドバーグは14年間COOを務めていたが、6月に同社を去ることを発表していた。
[原文:Meta reportedly announced a hiring freeze and warned employees of restructuring]
(翻訳・編集:Toshihiko Inoue)