Oracle、SUBARUへのクラウド提示価格は競合他社の3分の1。ディスカウント提示も

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クラウド市場では後発ながらアマゾン(Amazon)やマイクロソフト(Microsoft)らトップシェアグループを猛追するオラクル(Oracle)の「価格戦略」の一端が明らかになった。

Casimiro PT/Shutterstock.com

日本の自動車メーカー・SUBARUは、車両開発コストの削減を目指し、自社のデータセンターを補完するクラウドベンダーを1年ほど前から探し始めた。

自動車の安全・性能試験のためのシミュレーションを実行するには、高速で複雑な計算を可能にするデータ処理手法、いわゆるハイパフォーマンス・コンピューティング(HPC)のワークロードに耐えうるクラウドインフラを必要としていたのだ。

SUBARUでIT運用管理を担当する情報管理課主事を務める竹熊義広は、Insiderの取材に対し、同社がHPC環境向けに米オラクル(Oracle)のクラウドを導入することを決めた理由は、他のクラウドプロバイダーの3分の1という価格(利用料金)を提示されたからだと語る。

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