DIY好き必見。硬化する樹脂を使用した「COBRAファイバー補修テープ」

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Photo: 田中宏和

こちらの記事は、ルーミーから一部編集の上、転載しています。

DIY好きにとって、テープ補修はダメな補修の代表格だと言えるだろう。

ところが、昨今の補修テープは技術革新が目覚ましく、状況によってはテープ補修だからとバカにできなくなってきた。

アサヒペンの「COBRAファイバー補修テープ」も、要注目の補修剤のひとつ。細長い長尺物を手軽に補修したいときに、試してみる価値があるアイテムだ。

使い方のコツを紹介しつつ、レビューしてみよう。

COBRAファイバー補修テープ」おすすめポイント

・水分と反応して硬化する樹脂を使用

・メッシュ状の芯材がキツく巻きついているので頑丈

・かなりの強度になる

折れた柄の補修

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Photo: 田中宏和

今回、補修サンプルとして使うのは、もう何年も前に柄が折れてしまったクワ(窓ホー)。

柄を新品に交換するつもりで、そのまま放置していたのだが、せっかくなので補修してみることに。

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斜めに断裂しているが、この破損状況は「COBRAファイバー補修テープ」の得意とするところ。

バンテージ(包帯)を巻くようにして補修するので、ほぼ垂直の断面になっている場合、ギプスのように添え木を一緒に巻き込まないと強度が出にくいのだ。

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ところが、いざテストしてみようとしたところ、保管しておいたはずの折れた先を紛失している……。

仕方がないので、剪定したあとに転がしていた庭木の枝を使うことにした。

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合わせ面は、もう少し丁寧に仕上げたほうが強度が出るはずだが、時間の都合でとりあえずザッとした仕上げにしている。

本来なら断裂した相手同士を合わせるので、ジャマな反り返りをカットするくらいで下地処理が済むはずだ。

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準備ができたら、いよいよ「COBRAファイバー補修テープ」の出番。

ゴム手袋付き

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Photo: 田中宏和

作業にはゴム手袋が必須なので、パッケージに同梱されている。

ゴム手袋以外には、テープを水で濡らすためのバケツと水が必要だが、これは別途用意しないといけない。

作業の様子

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Image: 田中宏和

手順は、パッケージに書かれているとおり。

気をつけておくべきポイントは、テープの内側までしっかり水を行き渡らせることと、水分に触れた瞬間から反応が始まるので時間をかけ過ぎないことの2点。

反応によって樹脂が熱を持っている間に作業を完了しないと、本来の強度を得られない可能性がある。

メッシュ状の芯材をキツく巻きつける

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芯材をしっかり巻き付けたら、樹脂をなじませるように補修箇所を何度か握っておくといいだろう。

作業完了したら、完全硬化まで待つだけでOK。

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今回、庭に放置していた枝を使ったため、補修箇所より枝のほうが弱いレベルになってしまった。一方、補修箇所は樹脂でガチガチに固まっているので、カンタンに折れてしまいそうな気配は全くない。

適切な材を買ってきてちゃんと下地処理すれば、新しい柄に挿し替えるのと大差ない強度になるのは間違いないだろう。

これは、想像していた以上に使える補修材だった。ぜひ試してみて欲しいところだ。

なお、以下の表示価格は執筆現在のものです。変更の可能性がありますので、販売ページをご確認ください。

COBRAファイバー補修テープ」おすすめポイント

・水分と反応して硬化する樹脂を使用

・メッシュ状の芯材がキツく巻きついているので頑丈

・かなりの強度になる

(文、写真・田中宏和/Source: Amazon.co.jp

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