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- 南極にある"世界で最も人里離れた"郵便局を運営するため、4人の女性が採用された。
- 彼女たちは5カ月間、ジェンツーペンギンの数を数えながら、氷点下の気温、水道なしの生活に耐えなければならない。
- 「ペンギン郵便局」と呼ばれることもある、グーディエ島のポート・ロックロイを紹介しよう。
「リモートワーク」と言えば…
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4人の女性が世界で最もリモートな —— 人里離れた —— 郵便局のスタッフに採用された。
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「ポート・ロックロイ(Port Lockroy)」と呼ばれるこの場所は、南極のグーディエ島にある。
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求人広告を出したイギリスのアンタークティック・ヘリテージ・トラスト(UKAHT)によると、ポート・ロックロイは20世紀の初めには捕鯨船団に利用され、その後、「年間を通じてイギリスが南極に駐在する最初の基地」となった歴史的な場所だ。
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Source: UK Antarctic Heritage Trust
ポート・ロックロイには3つの建物がある。
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そのうちの1つが「ブランズフィールド・ハウス(Bransfield House)」と呼ばれる建物で、記念館、店、郵便局が入っている。2つ目はボート小屋と店で、3つ目は現代的に再現されたニッセン・ハットだ —— この建物は今、スタッフの住居として使われている。
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4人の女性たち —— クレア・バランタイン(Clare Ballantyne)さん、マイリ・ヒルトン(Mairi Hilton)さん、ナタリー・コーベット(Natalie Corbett)さん、ルーシー・ブルッツォーネ(Lucy Bruzzone)さん —— は6000人の応募者の中から選ばれた。
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4人はポート・ロックロイで5カ月を過ごすことになる。氷点下の気温、水道なし、水洗トイレなしの生活に耐えなければならない。
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営業が再開されるのは、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)のパンデミックが始まって以来初めてのことだ。
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保全生物学者のヒルトンさんは、島のジェンツーペンギンの数を数える責任者だ(ポート・ロックロイは「ペンギン郵便局」と呼ばれることもある)。
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バランタインさんは毎年この島から世界100カ国に送られる、約8万枚のハガキを処理することになる。コーベットさんは土産店を運営する。ブルッツォーネさんがこのチームのリーダーだ。
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女性たちは南極の夏にあたる11月から3月までポート・ロックロイで働く。
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(翻訳、編集:山口佳美)