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監視されている方がやる気が出る? 管理職の3分の1は従業員にフルタイムでオフィスに戻ってほしい —— 最新調査

オフィスワーク

10'000 hours/Getty Images

  • アメリカの1000人以上の管理職や幹部を対象にした調査で、回答者の52%が従業員にはオフィスに戻ってきてほしいと答えた。
  • 回答者の3分の1は、従業員はオフィスで監視されている方がやる気を出すと考えている。
  • 一方、アメリカの1000人以上の従業員を対象にした調査では、回答者の60%以上が給料が増えるならオフィスに戻ると答えた。

アメリカの企業の管理職や幹部の3分の1は、従業員に週5日フルタイムでオフィスに戻ってきてほしいと考えていることが最新調査で分かった。従業員は管理職に見られている方がやる気を出すと考えているからだ。

回答者の24%は、長い休憩を取る可能性が低くなるので、従業員にはオフィスで常に仕事をしてほしいと答えた。

フリーランス・マーケットプレイスのFiverrがCensuswideの協力を得て実施したこの調査は、アメリカの大企業と中堅企業の管理職および幹部1000人以上を対象に行われたものだ。

多くの労働者が柔軟なリモートワークの継続を求める中、今回の調査結果は雇用主がなぜ従業員のオフィス回帰を望むのか、その理由を浮かび上がらせた。

回答者の約52%は従業員に週5日、オフィスに戻ってほしいと答えた。従業員のリモートワークには柔軟に対応すると答えたのは約12%だった。

従業員にフルタイムでオフィスに戻ってほしい理由としては、回答者の約42%はその方が会社のインフラにアクセスしやすく、コミュニケーションが取りやすいからと答えた。回答者の約41%は、キャリアアップや成長のためにはオフィスで常に仕事をする方がいいと答えた。

従業員のリモートワークには柔軟に対応すると答えた管理職や幹部の約48%は、そうすることで従業員が家族と過ごせる時間が増えると答えている。45%はリモートワークが労働者の生産性を向上させると答えた。

従業員にはフルタイムでオフィスで働いてほしいと答えた管理職や幹部の約33%は、自分たちが見られていると思った方が従業員のやる気が出ると思うと答えた一方で、リモートワークを認めている管理職や幹部の29%は、自宅で働く方が従業員は自分の仕事に集中できると答えた。従業員の21%以上は、上司や同僚から監視されていると感じたくないと答えている。

「パフォーマンスの良いアメリカ人労働者は、上司に常に見られていることを嫌います」とFiverrの本部長シャニー・マルビン(Shany Malbin)氏は話している。

「彼らは休憩を取っている時に邪魔をされたくないのです。こうした姿勢が影響して、スキルの高い労働者がフルタイムのフリーランスになるケースが増えています」

1000人以上の従業員を対象にしたFiverrの別の調査では、回答者の約61%が給料が上がるならオフィスに戻ることを検討すると答えた。従業員の約39%は、無料で食べられるランチや食事の用意があれば、リモートワークをあきらめてオフィスに戻ってもいいと答えている。

ただ、どんなインセンティブが与えられてもオフィスには戻らないと答えた従業員も約21%いて、約42%は会社がリモートワークを認めなくなったら仕事を辞めると答えている。オフィスに戻りたくないという風潮は、Z世代の中でも若い労働者の間で特に強い。17カ国の3万2000人以上の労働者を対象にした別の調査では、18~24歳の71%がフルタイムでオフィスに戻らなければならなくなったら、転職を考えると答えた。

今回の調査結果は「従業員と管理職の間には綱引きがまだある」ことを示していると、マルビン氏はコメントした。

「こうしたことから、アメリカでは独立した仕事を選択する労働者が増えています。スキルの高い従業員はもはや、上司や管理職からどのように、いつ、どこで仕事をすべきか指示されたくないのです。柔軟性と自律性を確保するために、彼らはフリーランスの生活を選んでいます」

[原文:A third of managers want employees back in the office full-time because they think they're more motivated when monitored, survey says

(翻訳、編集:山口佳美)

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