「灘・開成→東大」の時代は終わり? 尖った人材を育てる新たな教育の形【入山章栄・音声付】

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REUTERS/Issei Kato

今週も、早稲田大学ビジネススクールの入山章栄先生が経営理論を思考の軸にしてイシューを語ります。参考にするのは先生の著書『世界標準の経営理論』。ただし、本連載はこの本がなくても平易に読み通せます。

18歳人口の減少により、今や受験生の3分の2が第一志望に合格できる時代。かつて出身大学は企業にとって「どれだけ努力できる人間か」を推し量る手がかりでしたが、大学に入りやすくなった近年、企業は別のところに注目し始めているようです。教育をめぐる新たなトレンドとは?

【音声版の試聴はこちら】(再生時間:12分34秒)※クリックすると音声が流れます


「受験戦争」はもはや死語。大学全入時代へ

こんにちは、入山章栄です。

突然ですが、読者のみなさんは大学受験にどんなイメージを持っているでしょうか。

僕や僕より上の世代は「競争が激しくて大変だった」という記憶を持つ人が大半なのですが、最近はずいぶん事情が変わったようです。

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