ゴールドマンS、今夏の退職者「430人」テック人材はアマゾンとグーグル、JPモルガンが「受け皿」に

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米金融大手ゴールドマン・サックス(Goldman Sachs)からテック人材の流出が相次いでいる。その行く先は……。

AP Photo/Richard Drew, File

ゴールドマン・サックス(Goldman Sachs)がエンジニアの相次ぐ離脱に苦しむ傍ら、アマゾン、グーグル、さらにはウォルマートが過半数株式を所有するフィンテック企業ワン(ONE)などのテック企業は、米ウォール街を代表する金融大手を見限った人材の受け皿として「棚からぼた餅」を貪(むさぼ)っているようだ。

会員制の幹部人材ネットワークを運営するパンクス・アンド・ピンストライプス(Punks&Pinstripes、P&P)が編集整理したリンクトイン(LinkedIn)のデータをInsiderが分析したところ、今夏だけでおよそ430人がゴールドマンを去ったことが分かった。

P&Pは、2022年6〜8月にゴールドマンを退社して他社のポジションを得たリンクトインユーザーのプロフィールを追跡調査した。

ゴールドマンが米証券取引委員会(SEC)に提出した第2四半期(4〜6月)決算報告書によれば、同社の従業員数は約4万7000人。

6〜8月に同社を去った従業員のうち20%強はテック関連のポジションで、その多くが他の大手テック企業に移籍している。

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