高級電動SUV｢ポールスター3｣…ミニマルなインテリアと最新テクノロジーを装備

• ポールスターがついに｢ポールスター3｣を発表した。
• このハイエンド電動SUVは300マイルの航続距離を約束し、さまざまなテクノロジーとミニマルなインテリアが備わっている。
• 価格は8万3900ドルから。販売は2023年後半の予定だ。

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電気自動車のスタートアップ、ポールスター（Polestar）が3つ目のモデルを発表した。テスラやBMW、メルセデス・ベンツをライバルとするハイエンド電動SUVだ

待望のポールスター3の価格は、8万3900ドル（約1260万円）から

ポールスター3はリビアンのR1S、メルセデス・ベンツのEQS SUV、テスラのモデルX、アウディのE-Tronといった高級電気自動車の競合となるような高い技術、高性能、長距離走行を約束している

ポールスター3は、確実にボルボ（Volvo）の雰囲気が出ている（ポールスター社は、ボルボとボルボの親会社である吉利汽車が共同所有している）

だが、それだけではなく、彫りの深いエッジ、とがったヘッドライト、清潔で北欧的な美しさなど、独自の外観を持っている

リアスポイラーもある

ブランドの名前は、フロントドアの小さなスティッカーに付いているのみで、ポールスターが持つ神秘的な印象を加えている

内装はシンプルで整っている

ダッシュボードの横幅いっぱいにエアコンの噴出口があり、ウッドトリムが施されている

中央には、多くの機能を操作できる14.5インチの縦型タッチスクリーンがある

ポールスターがテスラを真似てほとんどのボタンを排除していることに気づくだろう

だがステアリングホイールには、従来あった操作スイッチがいくつか装備されている

運転席の前には航続距離やスピードなどの情報を表示する9インチのディスプレイがある

ポールスターは、サステナブルな燃料（電気）で動くだけでなく、サステナブルに車を作ることに注力している。また、アニマルウェルフェアの認証を受けたレザーやウールなどの素材を使用している

このSUVは全輪駆動で、2つのモーターが489馬力、840Nmを生み出す

4.9秒で時速60マイル（約96.5km/h）に達するという。パフォーマンスパッケージを付ければ、さらにパワーと速さがアップする

標準の航続距離は300マイル（約482km）で、パフォーマンスパック付きなら270マイル（約435km）だ

アダプティブ・クルーズコントロール、ブラインドスポットモニター、クロストラフィック・アラート、レーンキープなど安全性を高めるドライブアシスタンス技術が備わっている

2023年には、半自動運転のためのセンサー、カメラ、コンピューティングパワーを追加した｢パイロット・パック｣を追加注文できるようになる予定だ

パイロット・パックには、車の周囲のマップを3Dを作成するLiDAR技術が含まれている。多くの専門家が、LiDARはあまり多くの車には搭載されていないが、将来の真の自律走行には必要不可欠なものだと話している

ポールスター3の生産は、中国とアメリカのサウスカロライナ州で行われる

最初の納車は、2023年末になる予定だ

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［原文：See the $84,000 Polestar 3, the high-tech, minimalist electric SUV taking on BMW and Tesla］

（翻訳：Makiko Sato、編集：Toshihiko Inoue）